7.10.3 共有リソースを変更する
共有リソースを変更する場合の手順について説明します。系やサーバを稼働させたまま動的に変更できる共有リソースもあります。共有リソースの動的変更の詳細については,「7.10.4 系やサーバを稼働させたまま共有リソースの構成を変更する」を参照してください。
共有リソースを変更する手順を次に示します。この手順を,実行系および待機系でしてください。
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サーバを停止する。
共有リソースを使用しているサーバだけを停止します。HAモニタは起動させたままで問題ありません。
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共有リソースの設定をする。
使用する共有リソースの設定をします。詳細については,「6.13 サーバが使用する共有リソースの設定」を参照してください。
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環境設定の定義ファイルを変更する。
共有リソースの種類に応じて,サーバ対応の環境設定,またはその他の定義を変更します。
共有リソースの種類と,変更する設定内容を次の表に示します。サーバ対応の環境設定については,「8.4.1 サーバ対応の環境設定(servers)」を参照してください。
表7‒8 共有リソースの種類と変更する設定内容 リソースの種類
変更するオペランド(サーバ対応の環境設定)
変更する環境設定(サーバ対応の環境設定以外)
変更する環境設定の参照先
共有ディスク
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disk
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vg_on_opt
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vg_neck
−
−
制御グループ
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hab_gid
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HA Boosterのstartスクリプト
HA Booster関連のドキュメント
ファイルシステム
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fs_name
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fs_mount_dir
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fs_mount_opt
-
fs_umount_retry
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fs_neck
−
−
LAN
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lan_updown
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ip_neck
-
サーバ識別名.up
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サーバ識別名.down
そのほかのリソース
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uoc_neck
-
uoc_pairdown
-
ユーザコマンド
すべてのリソース
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dev_timelimit
-
dev_onlimit
-
dev_offlimit
-
deviceoff_order
−
−
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
-
定義チェックをする。
定義チェックコマンド(moncheckコマンド)を実行します。
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サーバを起動する。
サーバモードのサーバの場合は,プログラムが提供する起動コマンドを実行します。モニタモードのサーバの場合は,モニタモードのサーバ起動コマンド(monbeginコマンド)を実行します。
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サーバの状態を確認する。
サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)を実行します。