Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)(x86)編


5.5.6 ハードウェア構成例(BladeSymphony(LPARモード))

日立サーバ論理分割機構を搭載したBladeSymphonyをLPARモードで動作させ,系のリセットをする場合の,各系切り替え構成でのハードウェア構成例について説明します。

Basicモードで動作させる場合のハードウェア構成例については「5.5.5 ハードウェア構成例(BladeSymphony(Basicモード))」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 1:1系切り替え構成

シャーシが一つで,同じシャーシ内にあるLPAR同士を1:1系切り替え構成にしたときのハードウェア構成を,次の図に示します。この例では,LPAR2LPAR3間で系切り替え構成にしています。

図5‒22 同一シャーシ内での1:1系切り替え構成時のハードウェア構成例(BladeSymphony(LPARモード))

[図データ]

シャーシが二つのときの1:1系切り替え構成時のハードウェア構成例を,次の図に示します。この例では,LPAR1LPAR3間で系切り替え構成にしています。

図5‒23 二つのシャーシ間での1:1系切り替え構成時のハードウェア構成例(BladeSymphony(LPARモード))

[図データ]

(2) 2:1系切り替え構成

2:1系切り替え構成時のハードウェア構成例を次の図に示します。この例では,LPAR2LPAR3LPAR6間で系切り替え構成にしています。

図5‒24 2:1系切り替え構成時のハードウェア構成例(BladeSymphony(LPARモード))

[図データ]

(3) 複数スタンバイ構成

複数スタンバイ構成時のハードウェア構成は,2:1系切り替え構成時と同じ構成になります。2:1系切り替え構成時のハードウェア構成例については,「(2) 2:1系切り替え構成」を参照してください。

(4) クラスタ型系切り替え構成

クラスタ型系切り替え構成時のハードウェア構成例を次の図に示します。この例では,LPAR2LPAR3LPAR6LPAR7間で系切り替え構成にしています。

図5‒25 クラスタ型系切り替え構成時のハードウェア構成例(BladeSymphony(LPARモード))

[図データ]