1.5.2 FEP形態
ホストコンピュータと,分散機および端末との間に,FEPと呼ばれるサーバシステムを置いたシステム形態です。通常,ホストコンピュータとFEPとは高速LANで接続します。FEPは,ホストコンピュータで処理していた通信プロトコル処理や業務処理の一部を,ホストコンピュータに代わって実行します。
FEPにHAモニタを導入すると,障害によるFEPの不稼働時間を短縮でき,ホストコンピュータの高信頼化とあわせて,センタの業務処理の中断を最小限に抑えられます。
FEP形態の例を次の図に示します。