Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)(x86)編


9.27 monts(HAモニタのトラブルシュート情報の収集)

形式

monts

実行できるユーザ

スーパユーザ

機能

HAモニタのトラブルシュートに必要な情報を通常のファイルに収集します。ファイルはtar形式で出力されます。

オプション

なし。

リターンコード

意味

0

正常終了(HAモニタのトラブルシュート情報の収集が完了しました)

0以外

異常終了

使用例

>monts
 
   *** HAモニタ障害情報採取ツール DATE: 2004/02/12 13:57:50***
 
   HAモニタの障害情報をファイルに出力します。
   ファイル名を入力してください。
   (リターンキーで /tmp/monts.tar を仮定します)
   =>
>/tmp/monts.tar
   リターンキーを押してください。
   =>
>
   障害情報をファイルに出力しています。しばらくお待ちください。
   障害情報の採取が終了しました。

(凡例) >:ユーザの操作を示します。

注意事項

このコマンドは対話形式で実行します。対話形式で実行したくない(非対話形式で実行する)場合は,次のようなシェルを作成して実行してください。

#!/bin/sh
# syntax : monts.sh outputfile-pathname
TARFILE="$1"
MONTS_CMD="/opt/hitachi/HAmon/bin/monts"
echo "${TARFILE}" | ${MONTS_CMD}
exit 0

この例では,シェルの実行時に,第1引数に出力先のファイル名を絶対パスで指定します。