Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)(x86)編


6.1 構築の流れ

HAモニタのインストールが完了したあと,システム管理者はスーパユーザの権限でシステムを構築します。

HAモニタのインストールから,各設定を終えてシステムの動作確認ができる状態になるまでのシステム構築の流れについて,系のリセットをする場合,共有ディスクのSCSIリザーブをする場合,またはLANの通信可否による系切り替え制御機能を使用する場合に分けて説明します。

重要

本番環境での運用の前に,必ず「6.24 構築したシステムの動作確認」を実施してください。この手順を実施することで,正しくシステム構築できたかどうかを確認できます。 この手順を実施しないで本番環境での運用を開始した場合,障害が発生しても系切り替えができないおそれがあります。業務システムの停止につながりますので,必ず実施してください。

〈この節の構成〉