Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)(x86)編


4.8.5 サーバ障害時の系切り替え失敗処理の流れ

サーバに障害が発生し待機系に系切り替えしようとして失敗した場合に,HAモニタがする処理の流れについて説明します。処理の流れの詳細は,サーバをサーバモードで使用するか,モニタモードで使用するかによって異なります。

なお,ここでは,共有リソースの切り離し順が接続時と同じ場合の処理の流れを示します。共有リソースの切り離しを接続時と逆順にする場合にHAモニタがする処理の詳細については,「4.8.7 共有リソースの切り離しを接続時と逆順にする場合の処理の流れ」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) サーバ障害時の系切り替え失敗処理の流れ(サーバモード)

サーバモードの場合で,系切り替えに失敗したときにHAモニタがする処理の流れを次の図に示します。

図4‒63 サーバ障害時の系切り替え失敗処理の流れ(サーバモード)

[図データ]

[図データ]

(2) サーバ障害時の系切り替え失敗処理の流れ(モニタモード)

モニタモードの場合で,系切り替えに失敗したときにHAモニタがする処理の流れを次の図に示します。

図4‒64 サーバ障害時の系切り替え失敗処理の流れ(モニタモード)

[図データ]

[図データ]