Hitachi

高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)(x86)編


はじめに

このマニュアルは,HAモニタおよびHAモニタExtensionの機能,設定,および運用方法について説明したものです。このマニュアルを読むことで,ユーザが,HAモニタを使用して系切り替え構成を設計・構築できること,および適切に運用できることを目的としています。

HAモニタをパブリッククラウドで使用する場合は,マニュアル高信頼化システム監視機能 HA モニタ パブリッククラウド編も参照してください。

〈はじめにの構成〉

■ 対象製品

・適用OS:Red Hat(R) Enterprise Linux(R) server 6(x86),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) server 6(x86_64),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) server 7(x86_64),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) server 8(x86_64),Oracle Linux 7(x86_64),Oracle Linux 8(x86_64)

  • P-852C-E111 HAモニタ 01-74

・適用OS:Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS 3(x86),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS 4(x86),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) ES 3(x86),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) ES 4(x86),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS 3(AMD64 & Intel EM64T),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS 4(AMD64 & Intel EM64T),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) ES 4(AMD64 & Intel EM64T),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5(x86),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5(AMD/Intel 64),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 Advanced Platform(x86),Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 Advanced Platform(AMD/Intel 64)

  • P-9S2C-E211 HAモニタ Extension 01-00

これらのプログラムプロダクトのほかにもこのマニュアルをご利用になれる場合があります。詳細は「リリースノート」でご確認ください。

注※

OCI環境の場合だけサポートします。

■ 対象読者

システム管理者,オペレータ,およびプログラマの方を対象としています。システム管理者は,システムの導入,設計,構築をすることを想定しています。オペレータは,構築されたシステムで日々の運用をすることを想定しています。プログラマは,ユーザプログラムの作成をすることを想定しています。

また,次の知識をお持ちの方を前提としています。

系切り替え構成にするプログラムとして,OpenTP1またはHiRDBを使用する場合は,あらかじめOpenTP1またはHiRDBのマニュアルをお読みいただくことをお勧めします。

■ 前提機種の違いによる相違点の表記

HAモニタは前提機種が複数あります。前提機種によって,ハードウェアの構成や名称が異なります。このマニュアルでは,次に示す表記を使用して,機種によって説明の異なる部分を示しています。また,説明が同じ場合は,ハードウェア名称に総称を使用しています。使用している機種のハードウェア名称に読み替えてください。

表記

意味

ハードウェア名称

BladeSymphonyの場合,または(BladeSymphony)

マシンの機種が統合サービスプラットフォームBladeSymphonyの場合に該当します。

SVP

障害管理プロセサ(総称)

HA8000の場合,または(HA8000)

マシンの機種が日立アドバンストサーバHA8000シリーズの場合に該当します。

xKモデル以前

SVP

xL〜xMモデル

BMC

xNモデル以降

(HA8000Vを含む)

管理サーバまたはBMC

RV3000の場合,または(RV3000)

マシンの機種が日立高信頼サーバRV3000の場合に該当します。

管理サーバ

■ このマニュアルで使用する図中の記号

このマニュアルの図中で使用している記号を,次のように定義します。

[図データ]