サーバのスローダウンが発生した場合に,シェルを実行させて原因を調査するための情報を取得できます。
作成するシェルの名称と実行時の形式を,次に示します。
- 作成するシェルの名称
/opt/hitachi/HAmon/etc/servdown.sh |
- このシェル内に,実行したい処理を記述します。シェルには,実行権限を設定してください。
- シェルの実行時の形式
- (凡例)
- △:半角スペースを示します。
- サーバ識別名:スローダウンを検出した,実行サーバの識別名を示します。
このシェルは,HAモニタの処理とは非同期に実行されます。
- 注意
- 実行サーバのスローダウンは,サーバモードのサーバとしてOpenTP1またはHiRDB(プライマリ機能提供サーバ)を使用する場合だけ検出できます。
- サーバのスローダウンの検出時に待機サーバが存在しない場合は,系切り替えができないため,このサーバの状態監視を続けます。このため,サーバのスローダウンから回復しない場合は,スローダウン検出のたびに,このシェルが実行されます。
- システム全体のリソースが不足している場合,スローダウンを検出しても,シェルが実行されないことがあります。