マシンの機種がBladeSymphonyの場合の,各系切り替え構成でのハードウェア構成例について説明します。
BladeSymphonyでは一つのシャーシに複数の系を持てるため,系と同じ数だけシャーシを増やす必要はありません。例として1:1系切り替え構成の場合で,シャーシが一つのときと二つのときの構成例を示します。ほかの構成例では,シャーシを二つ使用した場合のハードウェア構成を示します。
LPARモードで動作させる場合のハードウェア構成例については「5.5.6 ハードウェア構成例(BladeSymphony(LPARモード))」を参照してください。
シャーシが一つで,同じシャーシ内にあるプロセサ同士を1:1系切り替え構成にしたときのハードウェア構成例を,次の図に示します。
図5-12 同一シャーシ内での1:1系切り替え構成時のハードウェア構成例(BladeSymphony(Basicモード))
シャーシが二つのときの1:1系切り替え構成時のハードウェア構成例を,次の図に示します。
図5-13 二つのシャーシ間での1:1系切り替え構成時のハードウェア構成例(BladeSymphony(Basicモード))
2:1系切り替え構成時のハードウェア構成例を次の図に示します。
図5-14 2:1系切り替え構成時のハードウェア構成例(BladeSymphony(Basicモード))
複数スタンバイ構成時のハードウェア構成は,2:1系切り替え構成時と同じ構成になります。2:1系切り替え構成時のハードウェア構成例については,「5.5.5(2) 2:1系切り替え構成」を参照してください。
クラスタ型系切り替え構成時のハードウェア構成例を次の図に示します。
図5-15 クラスタ型系切り替え構成時のハードウェア構成例(BladeSymphony(Basicモード))
VMware ESXiによる仮想化構成時のハードウェア構成例を次の図に示します。
図5-16 VMware ESXiによる仮想化構成時のハードウェア構成例(BladeSymphony(Basicモード))