設定と定義のチェックが完了したら,HAモニタの動作確認として,起動確認,状態確認,および停止確認をします。HAモニタの停止確認時に,HAモニタの接続構成設定ファイルを自動作成できます。次に示すHAモニタの状態確認の手順は,接続構成設定ファイルを自動作成することを前提に説明しています。
現用系と予備系の両方で,接続するすべてのHAモニタを起動します。HAモニタの起動コマンド(monstartコマンド)を実行して,すべてのHAモニタを手動で起動してください。メッセージKAMN002-Iが出力されれば,HAモニタの起動が完了したことを示しています。
起動したHAモニタすべてが,正しく接続されたかどうかを確認します。ここでは次の項目について,正常な状態かどうかを確認します。
KAMN335-I Connected host information |
KAMN390-I Path status Display |
KAMN395-I Reset Path status Display |
起動したHAモニタがすべて正しく接続されていることを確認したら,HAモニタの停止ができることを確認します。HAモニタを停止すると,HAモニタの接続構成設定ファイルが自動で作成されるため,HAモニタの接続構成設定ファイルの内容もあわせて確認します。次に手順を示します。
接続構成設定ファイルを自動作成した場合,構成を変更したり,削除したりすることはできません。また,自系および自系と監視し合う系にだけ直接監視パスを設定したい場合や,構成を変更したり削除したりする場合は,手動で作成してください。
接続するHAモニタの数を増やしたい場合は,HAモニタの起動から停止までの操作手順を,再び行ってください。新しいHAモニタの接続情報が,接続構成設定ファイルに自動で追加されます。自動でHAモニタを追加した場合,それ以前に設定していた接続構成設定ファイルのコメント行以外の項目が自動で変更されます。