サーバの動作確認は,HAモニタを起動してから実施してください。
サーバを起動できることを確認します。メッセージKAMN252-Iが出力されれば,サーバの起動が完了し,系切り替えができる状態になったことを示しています。
サーバの起動方法を,次に示します。
サーバの起動確認が完了したら,HAモニタがサーバの起動を認識したかどうかを調べるために,サーバの状態を確認します。サーバの状態を確認するには,サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)を実行してください。
HAモニタがサーバの起動を認識できたときの,コマンドの実行結果の例を次に示します。実行サーバの状態が"ONL",待機サーバの状態が"SBY"ならば,正しく認識できたことを示しています。
#/opt/hitachi/HAmon/bin/monshow |
なお,サーバがモニタモードで,かつプログラム管理機能を使用している場合は,プログラムの状態も確認します。プログラムの状態を確認するには,サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)に-uオプションを指定して実行してください。
HAモニタがプログラムの起動を認識できたときの,コマンドの実行結果の例を次に示します。プログラムの状態が"ACT"ならば,正しく認識できたことを示しています。
#/opt/hitachi/HAmon/bin/monshow -u |
モニタモードのプログラム管理機能を使用し,プログラムの再起動コマンドを作成した場合は,プログラムが再起動できることを確認します。
サーバの起動確認が完了したら,意図的にプログラム障害を発生させて,プログラムの状態を確認します。これによって,HAモニタがプログラムの再起動を実行したかどうかを調べます。プログラムの状態を確認するには,サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)に-uオプションを指定して実行してください。
HAモニタがプログラムの再起動を認識できたときの,コマンドの実行結果の例を次に示します。プログラムの状態が"ACT"ならば,正しく認識できたことを示しています。
#/opt/hitachi/HAmon/bin/monshow -u |
サーバを停止できることを確認します。サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)を実行し,サーバが表示されなければ,サーバの停止処理は完了です。
サーバの停止方法を,次に示します。