HAモニタの動作確認およびサーバの動作確認が完了したら,系切り替えのテストをします。系切り替えのテストは,HAモニタおよびサーバを起動してから実施してください。
計画系切り替えコマンド(monswapコマンド)を実行して,計画系切り替えのテストを実行してください。計画系切り替えを実行したら,サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)を実行してください。
系1から系2に計画系切り替えのテストを実行した場合でテストに成功したときの,サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)の実行結果の例を次に示します。切り替え先のサーバの状態が"ONL"ならば,計画系切り替えに成功したことを示しています。
#/opt/hitachi/HAmon/bin/monshow |
ユーザがサーバ障害を発生させ,HAモニタが自動系切り替えを実行するかどうかを確認してください。障害が回復したら,サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)を実行してください。
系1から系2への自動系切り替えが成功したときの,サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)の実行結果の例を示します。切り替え先のサーバの状態が"ONL"ならば,自動系切り替えに成功したことを示しています。
#/opt/hitachi/HAmon/bin/monshow |
サーバがモニタモードで,かつプログラム管理機能を使用している場合は,ユーザがプログラム障害を発生させ,HAモニタが自動系切り替えを実行するかどうかを確認してください。障害が回復したら,サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)に-uオプションを指定して実行してください。
プログラム障害時の自動系切り替えが成功したときの,サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)の実行結果の例を次に示します。プログラムの状態が"ACT"ならば,自動系切り替えに成功したことを示しています。
#/opt/hitachi/HAmon/bin/monshow -u |
ユーザが系障害を発生させ,HAモニタが自動系切り替えを実行するかどうかを確認してください。リセットパスの設定で,VMware ESXiで仮想化する設定をした場合は,リセットパスが正しく設定されているかを確認するため,自系に系障害を発生させて仮想マシンがリセットされることを確認してください。
障害が回復したら,サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)を実行してください。
対象となる系を強制停止させることで,系障害を発生させることができます。
系1から系2への自動系切り替えが成功したときの,サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)の実行結果の例を示します。切り替え先のサーバの状態が"ONL"ならば,自動系切り替えに成功したことを示しています。
#/opt/hitachi/HAmon/bin/monshow |