APIがinf引数に返す詳細コードの一覧を，次の表に示します。

なお，詳細コードはinf引数に指定したポインタがNULLではなく，かつリターンコードが-1のときだけ設定されます。

表10-2　詳細コードの一覧

詳細コード（数値）	意味	メッセージ出力
1	次のどちらかに該当します。 HAモニタが起動していません。 使用しているHAモニタのバージョンが誤っています。	○
2	hamon_patrolstart関数のsignum引数に無効なシグナル番号を指定しました。	○
3	HAモニタは，すでにAPIを発行したUAPの監視を開始しています。	×
4	次のどれかに該当します。 HAMON_UAPNAME環境変数が設定されていません。 HAMON_UAPNAME環境変数に指定されたプログラム名が空，または1,001文字以上です。 HAMON_UAPNAME環境変数に指定されたプログラム名に対応するUAPが，モニタモードのプログラム対応の環境設定に定義されていません。 HAMON_UAPNAME環境変数に指定されたプログラム名に対応するUAPを管理するサーバが，実行サーバとして起動していません。	○
5	次のどちらかに該当します。 HAモニタが，APIを発行したUAPを監視していません。 プログラムの稼働数が，HAモニタの環境設定のpgmmaxオペランドに指定した数にすでに達しています。	×
6	システムコールエラーです。	○

（凡例）

○：APIがsyslogにメッセージを出力します。

×：APIがsyslogにメッセージを出力しません。