高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)編
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
mondeact(待ち状態のサーバの停止)
形式
実行できるユーザ
機能
次のサーバを停止させます。
- 実行サーバの起動待ち状態になった待機サーバ
サーバ対応の環境設定で待機サーバとして定義したサーバは,起動時に通信障害などで実行系の状態が確認できないと,実行系の実行サーバの起動待ち状態になります。この状態の待機サーバを,強制的に停止させます。
- 再起動待ち状態になった実行サーバ
サーバ対応の環境設定のswitchtypeオペランドでrestartまたはmanualを指定した実行サーバは,サーバ障害時に系切り替えをしないで,再起動待ち状態になります。この待ち状態の実行サーバを,強制的に停止させます。再起動待ち状態になった実行サーバをmondeactコマンドで停止させた場合は,対応する待機サーバも自動で停止させます。
- 系切り替え待ち状態になった実行サーバ
系のリセット失敗時,待機系の待機サーバは実行サーバに切り替わったあと,系切り替え待ち状態になります。この待ち状態の実行サーバを,強制的に停止させます。
マルチスタンバイ機能を使用する場合で,系切り替え待ち状態になった実行サーバをmondeactコマンドで停止させたときは,対応するすべての系の待機サーバも自動で停止させます。
オプション
- サーバ識別名
停止させるサーバの識別名を指定します。
リターンコード
| 値 |
意味 |
| 0 |
正常終了(待ち状態のサーバの停止が完了しました) |
| 0以外 |
異常終了 |
注意事項
- mondeactコマンドは,次の状態のサーバにだけ使用できます。
- 実行サーバの起動待ち状態になった待機サーバ
- 再起動待ち状態になった実行サーバ
- 系切り替え待ち状態になった実行サーバ
- リソースサーバの起動待ち状態になったサーバに対しては,mondeactコマンドを実行できません。
- HAモニタの環境設定のexitcodeオペランドにtype2を指定した場合,次のメッセージ出力時にもリターンコードが0となります。
KAMN322-E,KAMN337-E,KAMN339-E,KAMN465-E
All Rights Reserved. Copyright (C) 2005, 2012, Hitachi, Ltd.