高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)編
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共有リソースを変更する場合の手順について説明します。系やサーバを稼働させたまま動的に変更できる共有リソースもあります。共有リソースの動的変更の詳細については,「7.8.4 系やサーバを稼働させたまま共有リソースの構成を変更する」を参照してください。
共有リソースを変更する手順を次に示します。この手順を,実行系および待機系でしてください。
- サーバを停止する。
共有リソースを使用しているサーバだけを停止します。HAモニタは起動させたままで問題ありません。
- 共有リソースの設定をする。
使用する共有リソースの設定をします。詳細については,「6.10 サーバが使用する共有リソースの設定」を参照してください。
- 環境設定の定義ファイルを変更する。
共有リソースの種類に応じて,サーバ対応の環境設定,またはその他の定義を変更します。
共有リソースの種類と,変更する設定内容を次の表に示します。サーバ対応の環境設定については,「8.4.1 サーバ対応の環境設定(servers)」を参照してください。
表7-5 共有リソースの種類と変更する設定内容
| リソースの種類 |
変更するオペランド(サーバ対応の環境設定) |
変更する環境設定(サーバ対応の環境設定以外) |
変更する環境設定の参照先 |
| 共有ディスク |
|
− |
− |
| 制御グループ |
|
|
HA Booster関連のドキュメント |
| ファイルシステム |
- fs_name
- fs_mount_dir
- fs_mount_opt
- fs_umount_retry
- fs_neck
|
− |
− |
| LAN |
|
|
「6.10.2 LANの状態設定ファイルの設定」 |
| そのほかのリソース |
|
|
「6.16 ユーザコマンドの作成」 |
| すべてのリソース |
- dev_timelimit
- deviceoff_order
|
− |
− |
- (凡例)
- −:該当しません。
- 定義チェックをする。
定義チェックコマンド(moncheckコマンド)を実行します。
- サーバを起動する。
サーバモードのサーバの場合は,プログラムが提供する起動コマンドを実行します。モニタモードのサーバの場合は,モニタモードのサーバ起動コマンド(monbeginコマンド)を実行します。
- サーバの状態を確認する。
サーバ・系の状態表示コマンド(monshowコマンド)を実行します。
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