高信頼化システム監視機能 HAモニタ Linux(R)編
同時に稼働できるサーバの最大数をデフォルトの16から変更する場合,またはHAモニタ Extensionを使用して系の最大数を33以上にする場合に,カーネルパラメタを変更する必要があります。カーネルパラメタの表示はOSのsysctlコマンドで,カーネルパラメタの変更は/etc/sysctl.confファイルを修正することでできます。
変更する必要があるカーネルパラメタ,および指定する値を,次に示します。カーネルパラメタのデフォルト値が,表に示す値を上回っている場合は,変更する必要はありません。二つのカーネルパラメタには,同じ値を指定してください。
表6-1 カーネルのパラメタの設定(サーバの最大数,または系の最大数をデフォルトから変更する場合)
| 変更する カーネルパラメタ |
指定する値 | ||
|---|---|---|---|
| サーバの最大数を 64にする場合 |
サーバの最大数を 128以上にする場合 |
系の最大数を 33以上にする場合 |
|
| net.core.rmem_max | 303200以上 |
|
|
| net.core.wmem_max | 303200以上 |
|
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