5.5.5 回線切替装置の構成

マシンの機種がH9000Vの場合,回線切替装置単位に通信回線の切り替えができます。マシンの機種がBladeSymphonyまたはHA8500の場合は,回線切替装置を使用できません。

<この項の構成>
(1) 回線切替装置の接続例
(2) 構成について考慮する点
(3) 回線切替装置の設定内容

(1) 回線切替装置の接続例

プロセサと回線切替装置は,RS-232Cで接続します。回線切替装置を使用した通信回線との接続例を,次の図に示します。

図5-12 回線切替装置を使用した通信回線との接続例

[図データ]

(2) 構成について考慮する点

回線切替装置を構成する場合,次の点を考慮してください。

(3) 回線切替装置の設定内容

使用する回線切替装置によって,構成が異なります。

(a) 回線切替装置がHN-7601-8VまたはHN-7601-8Xの場合

使用する回線切替装置がHN-7601-8VまたはHN-7601-8Xの場合,系から接続するRS-232Cおよび回線を次のとおりに接続してください。

(b) 回線切替装置がHT-4990-KIRIKVまたはHT-4990-KIRIKXの場合

使用する回線切替装置がHT-4990-KIRIKVまたはHT-4990-KIRIKXの場合,次のとおりに設定してください。設定方法については,ハードウェアの添付資料を参照してください。