HAモニタの環境を設定する定義ファイルは,HAモニタの環境設定用ディレクトリの下にsysdefというファイル名で作成します。
また,HAモニタのサンプルファイル用ディレクトリの下に,sysdefファイルのサンプルが用意されています。このファイルをHAモニタの環境設定用ディレクトリにコピーし,書き換えて使用すると,定義ファイルを最初から作成する手間が省けます。
なお,この定義ファイルは系ごとに作成します。太字部分は,系間で同じ値を指定してください。太字以外の部分は,系間で矛盾がないように設定してください。
HAモニタの環境設定をする定義ファイルを,次に示します。
/* HAモニタの環境設定 */ |
HAモニタの動作環境を定義します。environment定義文のオペランドを,次に示します。
lan #path11:path12, |
lan path11 :path12, |
HAモニタの動作オプションを定義します。定義は任意です。定義していない場合は,仮定値が設定されます。function定義文のオペランドを,次に示します。
監視パスのヘルスチェック間隔×60 ≧ 再チェック間隔×(再チェック回数+1) |
255.255.0.0 |
255.255.255.192 |
lan_pair lan0-lan1:lan2-lan3, |
監視履歴を取得するサーバや系の起動回数×180+監視履歴ファイルに記録させたいスローダウンの回数×90 |
HAモニタの付加機能を定義します。定義は任意です。定義していない場合は,仮定値が設定されます。options定義文のオペランドを,次に示します。