4.3.4 通信回線の管理

HAモニタは,回線切替装置を制御して,通信回線を切り替えます。

通信回線を使用できるのは,マシンの機種がH9000Vの場合だけです。マシンの機種がBladeSymphonyまたはHA8500の場合は,通信回線を使用できません。

<この項の構成>
(1) 接続
(2) 切り替え

(1) 接続

HAモニタは,回線切替装置に対して,自系に接続するよう要求します。通信回線との接続の流れを,次の図に示します。

図4-24 通信回線との接続の流れ(H9000V)

[図データ]

(2) 切り替え

HAモニタは,通信回線を切り替える場合,回線切替装置に対して自系に接続するよう要求します。サーバ障害時の回線切替装置を使用した通信回線の切り替えの流れを,次の図に示します。

図4-25 サーバ障害時の,回線切替装置を使用した通信回線の切り替えの流れ(H9000V)

[図データ]

系障害時の回線切替装置を使用した通信回線の切り替えの流れを,次の図に示します。

図4-26 系障害時の,回線切替装置を使用した通信回線の切り替えの流れ(H9000V)

[図データ]