10.1.3　メッセージIDの記号

メッセージIDの記号の意味を次に示します。

i：メッセージの種類です。

表10‒1　メッセージの種類
種類	意味
E	各ライブラリ，コマンド，サーバの機能が働かない障害が発生したことを示しています。定義誤り，コマンドのオペランド指定誤りによって，動作できないことを示しています。
W	各ライブラリ，コマンド，サーバからのメモリの使用状況などの警告を示しています。定義誤り，コマンドのオペランド指定誤りはありましたが，値を仮定して動作を続行することを示しています。
D	各ライブラリ，コマンド，サーバの機能が働かない障害が発生したため，動作を保留していることを示しています。動作を続行する場合はなんらかの対応が必要です。
I	上記E，W，Dに該当しないメッセージで，単純に動作を示しています。

xxxxxxxxxx：メッセージテキストです。

各OSに共通の記述の場合，MC/ServiceGuard，VCS，およびMSCSをまとめてクラスタソフトと呼びます。ほかの用語については，Solarisを前提として記述しています。ほかのOSをお使いの場合，用語を読み替えてください。