HAモニタのハードウェアとソフトウェアに対する,最大構成と最小構成を,次の表に示します。
なお,この表の値は論理的なものです。実際にHAモニタシステムを構築する際には,プロセサの性能や使用環境に合わせて構成を決定してください。
また,この表の最大構成はHAモニタの論理値です。したがって,実際は適用するOSやマシンの構成によって値が制限される場合がありますので,製品のマニュアルなどで確認してください。
表1-3 HAモニタの最大構成と最小構成(AIX)
分 類 | 項 目 | 最大構成 | 最小構成 |
---|---|---|---|
ハードウェア | 一つの系切り替え構成での系の数 | 32 | 2 |
一つの系での監視パスの数 | 3 | 1 | |
一つの系でのリセットパスの数 | 2※1 | 1 | |
一つの系での共有ディスク上のボリュームグループの数 | 3,000 | 0 | |
一つの系での共有ディスク上のファイルシステムの数 | 3,000 | 0 | |
一つの系でのエイリアスIPアドレスの数 | - | 0 | |
一つの系での回線切替装置の数 | 8 | 0 | |
一つの系でのLAの数 | 20 | 0 | |
一つの系での共有ディスク上の制御グループの数 | 20 | 0 | |
ソフトウェア | 一つの系でのHAモニタの数 | 1 | 1 |
一つの系でのサーバの数(リソースサーバは含みません) | 64※2 | 1 | |
一つの系でのリソースサーバの数 | 32※2 | 0 |
(凡例)-:制限はありません。
注※1 TCP/IP LANを使用する場合の数です。
注※2 最大稼働サーバ数を設定した場合の値です。