4.3.1 LANコンソール・ポートの設定(HP-UX(PA-RISC))

HP-UX(PA-RISC)の場合,GSPをLAN経由で接続して系障害時のリセットを実現します。そのため,GSPのLANコンソール・ポートが使用できるようにGSPを構成してください。GSPの構成方法は,使用しているハードウェアマニュアルおよびGSPのヘルプコマンドを参照してください。GSPを構成する際,次の表に示す情報を設定します。

表4-1 GSPを構成する情報(HP-UX(PA-RISC))

項目設定値備考
IPアドレスリセット専用LAN内の固有のアドレスこの指定値に対応するホスト名をHAモニタの環境設定(sysdef)のnameオペランドに設定してください。
サブネットマスクリセット専用LANのサブネットマスク
ゲートウェイアドレス指定しない(推奨)リセット専用LANは,専用LANにすることを推奨します。
ホスト名任意
ログイン名デフォルト値(推奨)変更する場合は,リセット手順ファイルを書き換える必要があります。
パスワードデフォルト値(推奨)変更する場合は,リセット手順ファイルを書き換える必要があります。
(凡例)
-:備考はありません。
注※
デフォルト値は,機種によって異なります。

注意
  • GSPのLANコンソール・ポートが使用できるかどうか必ず事前に確認してください。デフォルトの設定では,使用できません。
  • HAモニタの稼働中にGSPの構成を変更しないでください。
  • HAモニタの稼働中にローカルコンソール,リモートコンソール,およびGSPを操作するとリセット処理が遅延または失敗することがあります。ローカルコンソール,リモートコンソール,およびGSPを不用意に操作しないでください。