定義の説明に使用する,各種の記号を説明します。
ここで述べる文法記述記号,属性表示記号および構文要素記号は,実際の定義には記述しません。
定義文およびオペランドを説明する記号です。
各記号の意味を,次の表に示します。
表3-1 文法記述記号一覧(定義)
文法記述記号 | 意 味 |
---|---|
〔 〕 | この記号で囲まれている項目は,省略してもよいことを示します。 (例)〔,lp LP名〕 :lpオペランドでLP名を指定するか,または何も指定しないことを示します。 |
… | この記号で示す直前の項目を,繰り返して指定できることを示します。 (例),lp LP名… :lpオペランドで指定するLP名を,複数個指定できることを示します。 |
{ } | この記号で囲まれている項目の中から,一つを選択して指定することを示します。項目が"|"で区切られて記述されている場合は,そのうちの一つを選択して指定します。 (例),initial{online|standby} :initialオペランドでは,onlineとstandbyのどちらかを選択して指定することを示します。 |
下 線 | この記号で示す項目は,該当オペランドを省略した場合の,仮定値を示します。 (例),initial{online|standby} :initialオペランドを省略した場合,onlineを仮定値とすることを示します。 |
太字 | この記号で示す項目は,現用系と予備系とで,同じ指定にする値を示します。 (例),lp LP名… :lpオペランドでは,現用系と予備系とで,同じLP名を指定することを示します。 |
ユーザ指定値の範囲などを説明する記号です。
各記号の意味を,次の表に示します。
表3-2 属性表示記号一覧
属性表示記号 | 意 味 |
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~ | この記号のあとにユーザ指定値の属性を示します。 |
《 》 | ユーザが指定を省略したときの仮定値を示します。 |
〈 〉 | ユーザ指定値の構文要素を示します。 |
(( )) | ユーザ指定値の指定範囲を示します。 |
ユーザ指定値の内容を説明する記号です。なお,HAモニタでは不正文字(制御コードなど)は使用できません。
各記号の意味を,次の表に示します。
表3-3 構文要素記号一覧
構成要素記号 | 意 味 |
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〈英数字〉 | アルファベット(A~Z,a~z)および数字(0~9)※ |
〈符号なし整数〉 | 数字(0~9) |
〈パス名〉 | アルファベット(A~Z,a~z),数字(0~9),"/"(スラント),"-"(ハイフン),"_"(アンダーライン),および"."(ピリオド) |
〈サーバパス名〉 | ":"(コロン),";"(セミコロン)","(コンマ),空白,タブ,および改行コード以外の,任意の文字 |
注※ 先頭の文字はアルファベットです。