高信頼化システム監視機能 HAモニタ
形式
monpath [-i] [チェック時間] |
機能
-iオプションを指定しない場合
監視パスの状態をチェックし,チェックの結果を表示します。監視パスの障害発生時および障害回復時に使用します。表示する内容は次のとおりです。
-iオプションを指定した場合
監視パスにTCP/IP LANを使用している場合に-iオプションを指定すると,-iオプションを指定しない場合の情報に加えて,次の情報を表示します。
図4-15 障害と発生場所の関係
オプション
チェック時間
監視パスをチェックする時間を指定します。指定を省略した場合は,3秒を仮定します。
チェック時に監視パスに1本でも障害があった場合は,指定したチェック時間の間隔で監視パスを再チェックします。再チェックの回数は,HAモニタの環境設定(sysdef)のpathpatrol_retryオペランドに指定した再チェック回数になります。
通常のチェック時間は3秒で十分ですが,(ホスト数×監視パス数)が多い場合や複数のサーバの開始処理中はチェック時間を大きくしてください。指定の単位は「秒」で,3〜30秒の範囲で指定できます。
-i
監視パスにTCP/IP LANを使用している場合に,-iオプションを指定しないときの情報に加えてTCP/IP LANの情報を表示します。
注意事項
表示例
KAMN390-I Path status Display device name host name status /dev/tty20 host1 OK /dev/tty21 host1 NO RESPONSE /dev/tty22 **RS232C err ** |
KAMN390-I Path status Display
device name host name host(IP_address) status
LAN1 mon001 LAN1(1.2.3.101) OK *
mon002 LAN1(1.2.3.201) OK *
LAN2(1.2.3.202) OK
LAN2 mon001 LAN2(1.2.3.102) OK
mon002 ----(1.2.3.202) OK
HRA1 mon003 ----(---------) OK *
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