シフトJISコード範囲には,一般にベンダ固有文字と呼ばれる文字範囲があります。ここでは,XMAP3を使用した場合に利用できる文字の範囲を示します。
クライアントPCとのC/S構成で画面表示や帳票印刷を行う場合,Windows特殊文字(0x8740~0x879C),NEC選定IBM拡張文字(0xED40~0xEEFC)およびIBM拡張文字(0xFA40~0xFC4B)の文字は利用できます。ただし,PC環境によっては文字コードに対応する文字形状が異なる場合があるため,外字登録して使用することをお勧めします。
スタンドアロン構成でサーバから帳票印刷を行う場合,Windows特殊文字(0x8740~0x879C),NEC選定IBM拡張文字(0xED40~0xEEFC)は印刷できません。これらの文字を印刷したい場合には必ず外字登録して利用してください。また,IBM拡張文字(0xFA40~0xFC4B)は,AIXの場合だけ,「7.14.2 AIX用外字の定義と登録」に従って外字ファイルを所定のディレクトリに登録することで印刷できます。ただし,PCとのC/S構成と併用する場合は,PC側と利用する文字コードを統一する必要があるため,外字登録して使用することをお勧めします。