障害が発生した場合,次の情報ファイルを媒体に取得してください。
印刷サービスの処理中にエラーが発生し,表示・印刷サービスの動作履歴のトレースを取得する場合には,エラー発生直後に次のコマンドを入力して,トレース情報をファイル出力してください。該当ファイルは,すぐに媒体へ保存するか,または取得時期があとで区別できるような名称で一時的にコピーしておくことで,障害発生直後の資料が残るように配慮してください。
なお,このトレース情報ファイルは,通常稼働時も定期的に出力しています。
/opt/HIXMAP/bin/xptrace サービス名称
なお,取得できる情報は,通信インタフェースおよびシステムコールです。
トレース情報が格納されているファイルを次に示します。
/var/opt/HIXMAP/.trace/サービス名称
また,次の情報も取得してください。
/usr/tmp/xpw/.remote/.lprmsg_印刷サービス名
表示・印刷ライブラリのトレースを取得する場合には,アプリケーションプログラムを起動する前に次の環境変数に出力ファイル名を設定してください。
環境変数 XPTRACEFILE
このファイル名を設定した場合,アプリケーションプログラム終了時に,次のファイルに表示・印刷ライブラリのトレース情報格納されます。
XMAP3 Server内でエラーを検出した場合,XMAP3 Serverは次のディレクトリ下にXMAP3 Serverのエラーロギング情報を取得します。このため,エラーが発生した直後は,このディレクトリ下のすべての情報ファイルを媒体に取得してください。
エラーロギング情報が格納されているファイルを次に示します。
XMAP3サーバや一般デーモンが起動できない場合,またはネットワーク関係の障害が発生した場合には,次に示す情報を媒体に取得してください。
画面表示および帳票印刷時に画面表示/帳票印刷が正しく実行されない場合,次に示す情報を媒体に取得してください。