5.9.13 GENREP01パターンを使用した複数種類の帳票印刷

2種類以上の帳票を一つのAPで印刷する方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 処理の概要
(2) 帳票定義上のポイント
(3) AP作成上のポイント
(4) コーディング例

(1) 処理の概要

注文書を印刷したあとで,商品管理台帳を印刷します。

図5-29 2種類の帳票の印刷

[図データ]

(2) 帳票定義上のポイント

作成する帳票の基になる定義サンプルを次に示します。

上記のどちらの帳票も,ページプリンタ 網掛け帳票用です。印刷部数は1部で指定してあります。

(3) AP作成上のポイント

作成するAPの基になるAPパターンを次に示します。

(4) コーディング例

この例題のソースプログラムを「PRTPAGES.cbl」として標準提供しています。ソースプログラムからコーディング上のポイントを抜粋して次に示します。

[図データ]

  1. マップ名の変更
    プログラム中の「¥¥¥111」を「PTABL5」に,「¥¥¥333」を「PTABL7」に,「XX」を「6B」に変更します。
  2. 出力データの代入および部品パターン「NXTPRT01」の取り込み
  3. 帳票の印刷