XMAP3 Serverが提供している表示・印刷環境ファイル(XPWconfig)を編集することで,画面表示や帳票印刷時の属性をカスタマイズできます。次に,表示・印刷環境ファイルの運用方法を示します。
- 表示・印刷環境ファイルはXMAP3 Serverがある端末で編集しますが,クライアント側の表示・印刷環境ファイルの設定を有効にすることもできます。
なお,表示・印刷環境ファイルは,スーパユーザでないと編集できません。スーパユーザでログインするか,suコマンドでスーパユーザになってから,ファイルを編集してください。
- ファイルを編集する場合は,標準提供されているファイルを「.bak」などの拡張子を付けて保存しておくことをお勧めします。誤って修正した場合には,作成したファイルを削除したあと,拡張子が「.bak」のファイルを元のファイル名に戻すことで,以前の状態に戻すことができます。
- 表示・印刷環境ファイルを編集したあと,XMAP3サーバを停止してxpwdaemonコマンドで再起動すると,ファイルの内容が反映されます。XMAP3サーバを再起動したら,APを再実行して指定内容が反映されていることを確認してください。また,変更後はXMAP3クライアントも再起動してください。
- 表示・印刷環境ファイルは,AIXの場合,ファイル提供時の文字コードがシフトJISになっています。EUC環境で使用する場合は,EUCコードへの変換が必要です。