9.3.3 物理マップの常駐について

APから物理マップのロードを要求されると,XMAP3 Serverのマップドライバライブラリは物理マップを検索して,画面に表示します。このため,物理マップをXMAP3 Serverのマップドライバに常駐しておくと,画面表示の応答時間を短縮できます。

物理マップは,常駐エリアの空き領域エリアにロードされます。空きエリアが確保できない場合は,常駐エリアにあるいちばん古い物理マップが削除され,新しい物理マップがロードされます。ただし,物理マップのサイズが常駐エリアより大きい場合は,XMAP3 Serverがエリアを確保します。したがって,メモリの節約のために,常駐エリアのサイズを物理マップのサイズより大きく設定しておいてください。

なお,メモリやほかのAP実行のために,このエリアがスワップアウトされて効果がない場合もあります。