書式オーバレイを印刷する場合,書式名などの情報を環境変数で設定できます。
設定できる環境変数を表6-1に示します。
表6-1 書式オーバレイ印刷時の環境変数
項目 | 環境変数名 | 指定値 |
---|---|---|
印刷サービス名称 | XMAP3_PSNAME | 14文字以内の文字列 |
書式名 | XMAP3_FMP | 8文字以内の文字列 |
書体指定 | XMAP3_FORMAT | 1/2/9 |
印刷部数 | XMAP3_COPIES | 1~32 |
印刷ドキュメント名 | XMAP3_DOCNAME | 259文字以内の文字列 |
出力先の印刷サービス名を指定します。印刷サービス名は,サービス名ファイル(/etc/opt/HIXMAP/XPWhosts)に設定した出力先の印刷用サービス名称を指定します。
印刷サービス名の優先順位は,「6.4.2 書式オーバレイ印刷時の優先順位(AIX,HP-UX,Solaris)」を参照してください。
出力する書式名を指定します。書式名は,書式イメージファイルの拡張子(.fmp)を除く名称を8文字以内で指定します。
書式名の優先順位は,「6.4.2 書式オーバレイ印刷時の優先順位(AIX,HP-UX,Solaris)」を参照してください。
出力する行データの書体を指定します。書体は,明朝体の場合「1」,ゴシック体の場合「2」,OCR体の場合は「9」を指定します。省略した場合は,ドローの行データ属性で指定した書体が有効となります。
書体の優先順位は,「6.4.2 書式オーバレイ印刷時の優先順位(AIX,HP-UX,Solaris)」を参照してください。
同じ書式を複数枚印刷するときの印刷部数を指定します。印刷部数は,1~32の範囲で指定します。印刷部数を省略した場合は,「1」が仮定されます。
出力する印刷ドキュメント名を指定します。印刷ドキュメント名は,259文字※以内の文字列で指定します。259文字を超える文字列が指定された場合,指定は無効となります。なお,この指定値は,C/S構成でクライアントPC上の印刷サービスに印刷する場合だけ有効となります。印刷ドキュメント名の優先順位は,「6.4.2 書式オーバレイ印刷時の優先順位(AIX,HP-UX,Solaris)」を参照してください。