1.2 XMAP3 Serverの位置づけ

XMAP3 Serverは,PC XMAP3で開発したWS用論理マップ,物理マップを使用して,APから画面表示,帳票印刷するAP開発および実行を支援する製品です。

XMAP3 Serverでは,主に次の機能を提供します。

開発・実行環境に必要なXMAP3製品を表1-1,XMAP3 Serverの位置づけを図1-2に示します。

表1-1 開発・実行環境に必要なXMAP3製品

分類XMAP3 ServerPC XMAP3
開発環境画面・帳票定義× ○※1
AP開発 ○※2×
実行環境画面入出力※3C/Sシステム
帳票出力※4スタンドアロン
C/Sシステム
(凡例) ○:必要である ×:不要である -:該当しない
注※1
画面・帳票の定義およびマップを作成する場合,XMAP3/Enterprise Edition Version 4によるWS用マップ生成が前提となります。
なお,マップ作成時のPC XMAP3のバージョンは,XMAP3 Server以前のバージョン(同じバージョン・リビジョンを含む)が前提となります。
XMAP3/DISPLAY,XMAP3/PRINTERで使用していたマップは,そのまま使用できます。旧製品からの移行については,「付録D 旧製品からXMAP3 Serverへの移行」を参照してください。
注※2
PC XMAP3で作成したWS用マップを実行環境で使用できる形式にする場合と,APのコンパイル時に必要となります。
注※3
画面入出力を実行する場合は,下記のPC XMAP3とのC/S構成で使用できます。
なお,クライアント側のPC XMAP3のバージョンは,XMAP3 Server以降のバージョン(同じバージョン・リビジョンを含む)が前提となります。
  • XMAP3/Enterprise Edition Version 4
  • XMAP3/Enterprise Edition Run Time System Version 4
  • XMAP3/NET Version 4
  • XMAP3/NET Run Time System Version 4
注※4
帳票出力を実行する場合は,WSスタンドアロン,PC XMAP3とのC/S構成で使用できます。C/S構成では,注※3に示すPC XMAP3が必要です。

図1-2 XMAP3 Serverの位置づけ

[図データ]