仮想端末定義ファイルは,次に示すファイルにて設定します。
なお,TP1/NET/XMAP3を使用するOLTP構成,または書式印刷の際には無効なファイルのため,設定する必要はありません。
/etc/opt/HIXMAP/XMAPhosts
XMAP3 Serverは,マップドライバを使用してディスプレイに対して画面データの送受信を実行しています。また,プリンタに対しては帳票データの送信を実行しています。このため,実行時には仮想端末定義ファイルを指定する必要があります。このファイルの目的はアプリケーションプログラム中で指定する端末の論理名称(仮想端末名称)と実際のディスプレイ,またはプリンタとの対応です。
仮想端末定義ファイルは,1レコード(255バイト以内)に記述します。ファイル中に記述できるレコード数は1,000レコードまでです。ただし,1レコードが256バイト以上の場合は,マップドライバを起動できません。また,レコード内の各項目が不正な場合や1,000レコードを超えた仮想端末定義は無視されます。仮想端末定義ファイルの記述形式を次に示します。
表7-7 デバイスの種別
種別 | デバイス | 備考 |
---|---|---|
ディスプレイ | XDSPS1 | CUI画面 |
XDSPM1 | GUI画面 | |
XDSP | 共通(CUI,GUI画面)※ | |
プリンタ | XPRTL1 | シリアルインパクト けい線帳票 |
XPRTL3 | シリアルインパクト プレプリント帳票 | |
XPRTP1 | ページプリンタ 網掛け帳票 | |
XPRTP3 | ページプリンタ グラフィック帳票 | |
XPRT | 共通(シリアル,ページ)※ |