5.6 C言語固有のコーディング例
(1) エリアの一括クリアには,memsetを使う
- (例)
- 出力項目を空白でクリアする。なお,エリアサイズを求めるには,sizeof演算子を使用する。
![[図データ]](figure/zu04f900.gif)
(2) データの一括コピーにはmemcpyを使う
- (例)
- 項目属性に「PROT」を設定する。
![[図データ]](figure/zu04g000.gif)
(3) 配列データ,またはメモリ領域の比較にはmemcmpを使う
- (例)
- INCコードが「PF01」であるかどうかを判定する。
![[図データ]](figure/zu04g100.gif)
(4) 出力論理マップ中のカーソル位置(行,列)のクリアには(00)16を使う
- (例)
- 出力カーソルの行列位置エリアをクリアする。
![[図データ]](figure/zu04g200.gif)
(5) 数字から数値への変換には文字列変換関数atol,またはatofを使う
- (例)
- 入力論理マップmapli中の項目(char MAP003_SU1_I[5])に設定されている数字データを数値データに変換する。
![[図データ]](figure/zu04g300.gif)
(6) 数値から数字への変換には書式付き出力関数sprintfを使う
- (例)
- 数値を文字に変換して出力論理マップの項目(char MAP003_GOUKEI_O[15];)に格納し,計算結果などを画面に表示する。
![[図データ]](figure/zu04g400.gif)