コーディングを始める前に,標準提供されているAPパターンの種類と,それぞれの処理内容について,ある程度理解しておくことをお勧めします。APパターンの種類については,「付録B 標準提供例題プログラムの使用方法」を参照してください。
プログラムパターンと部品パターンを編集したり,コーディングしたりする作業は通常,エディタを使用します。APパターンの利用イメージを図7-1に示し,APの作成手順を説明します。
図7-1 APパターンの利用イメージ
![[図データ]](figure/zu060020.gif)
- 画面や帳票のレイアウト定義とあわせて,プログラムの仕様を決定します。
- プログラムパターンを決定します。
プログラムの仕様を基に,コーディングに利用するプログラムパターンを選びます。プログラムパターンを参考にしながら,処理の流れ,データ入出力の流れを詳細に検討します。
- 部品パターンを組み込みます。
処理内容に合わせて利用する部品パターンを決めます。2で検討した処理の流れに従って部品パターンを組み込み,コーディングのベースを作ります。
- コーディングします。
プログラム名や,マップ名,ファイルなどを定義し,業務固有の手続きをコーディングします。このとき,コンパイルで取り込む論理マップや動的変更テーブルをCOPY文に指定します。
コーディングを終えたソースプログラムは,コンパイルしたあと,実行してテスト・デバッグができるようになります。