9.6 要因別取得情報の一覧

障害が発生した場合の情報を要因別に次の表に示します。情報の詳細については,「9.5 取得する必要がある情報」を参照してください。

表9-5 障害が発生した場合の情報

現象情報の種類その他の情報
ABCDEFGH
外字が出力されない。外字データが定義されているかどうかを確認する。
XMAP3サーバが起動できない。TCP/IPの情報を正しく設定しているかどうかを確認する。
画面表示が不正である。画面のハードコピーを取得および動作を調査する。
印刷結果が不正である。印刷結果を確認する。
XMAP3でアプリケーションエラーが発生する。アプリケーションエラー発生時のアドレスおよびワトソンログの情報を取得する。
XMAP3 Serverクライアントが接続できない。TCP/IPの設定が正しいかどうかを確認する。
pingコマンドが到達するかどうかを確認する。
ネットワーク構成を調査する。
表示・印刷サービスが起動していない。印刷サービスが起動できない場合には,PC上のプリンタ定義情報も取得する。
(凡例)
A:サービス名ファイル(XPWhosts)
B:表示・印刷環境ファイル(XPWconfig)
C:XMAP3 Server定義情報(定義文,物理マップ)
D:TCP/IP情報(/etc/hosts,/etc/services,brc.ipc)
E:ネットワークステータス情報(netstat -nおよびnetstat -Aコマンドの出力結果)
F:プリンタ定義情報(WSの場合:プリンタドライバ情報(printcapファイルなど))(PCの場合:レジストリ情報,プリンタのプロパティのハードコピー)
G:トレース情報
H:ロギング情報
:取得する情報
:必要に応じて取得する情報
:対象外の情報