7.2.2 XMAP3 Serverの標準提供ファイルから必要なファイルを複写する

XMAP3 Serverでは,APの作成に必要な登録集原文を標準提供しています。この登録集原文を,「7.2.1 APを作成するためのディレクトリを用意する」で作成したディレクトリに複写して使用することをお勧めします。また,APの作成に使う論理マップ,APパターンおよび提供業務サンプルのCOBOLソースプログラム,AP実行時に使用する物理マップを複写してください。

コマンドプロンプトから次のコマンドを投入し,ファイルを複写してください。

cp /opt/HIXMAP/include/XMAP/*.cbl /XMAPUSER/userprog/copylib/
cp /opt/HIXMAP/samples/COBOL/*.cbl /XMAPUSER/userprog/source/
cp /opt/HIXMAP/map/COBOL/*.cbl /XMAPUSER/userprog/source/
cp /opt/HIXMAP/map/COBOL/*NC /XMAPUSER/userprog/bin/
cp /opt/HIXMAP/map/COBOL/*ND /XMAPUSER/userprog/bin/
cp /opt/HIXMAP/map/COBOL/*6A /XMAPUSER/userprog/bin/
cp /opt/HIXMAP/map/COBOL/*6B /XMAPUSER/userprog/bin/
cp /opt/HIXMAP/map/COBOL/*6G /XMAPUSER/userprog/bin/

注※ 標準提供されている登録集原文(COBOL用)を紹介します。

動的変更テーブル「X3MODTBL.cbl」
APの実行中に画面の色などの表示属性を変更する場合や,出力エリア(出力論理マップ)の初期化する場合に使用する定数が指定されています。なお,PC XMAP3でWS用の動的変更テーブルを作成した場合は,標準提供のテーブルは使用しないでください。必ず,PC XMAP3で作成した動的変更テーブルをファイル転送して使用してください。また,PC XMAP3で作成された動的変更テーブルは文字コードがシフトJISのため,EUC環境で使用する場合はEUCへのコード変換が必要です。詳細については,「4.5 論理マップおよび動的変更テーブルの文字コード変換(AIX,Linux,Solaris)」を参照してください。
インタフェース領域「JSVWATBL.cbl」
CALLインタフェースを利用する(CALL文で画面の送受信または帳票の送信を実行する)ときに使用します。このマニュアルで説明しているSEND文,RECEIVE文,またはTRANSCEIVE文を使う場合は必要ありません。