XMAP3/NETを使用すると,画面と帳票を定義できます。一つのAPで画面の表示と帳票の印刷をする業務を想定した例題を説明します。
各帳票を印刷するためのメニュー画面を表示します。メニューから[F2...納品書]のプッシュボタンを選ぶと,納品書の帳票を印刷します。このとき,帳票はシリアルインパクトプリンタへ印刷されます。
メニュー画面の表示と帳票印刷の処理の概要を次に示します。
図5-27 メニュー画面の表示と帳票印刷
作成する画面・帳票の基になる定義サンプルを次に示します。
作成するAPの基になるAPパターンを次に示します。
このAPでは,[F2...納品書]ボタンが押されたときの処理だけを記述しています。「納品書」を1ページ印刷すると,プログラムが終了します。
このAP作成時には,次の点に注意してください。
この例題のソースプログラムを「NOHIN.cbl」として/opt/HIXMAP/samples/COBOLに標準提供しています。ソースプログラムからコーディング上のポイントを抜粋して次に示します。