syslogの出力形式を次に示します。△は半角スペースを示します。
MMM△DD△hh:mm:ss△ホストマシン名△[PID]:KBXPnnn00-Z△メッセージテキスト |
syslogの出力項目の意味を次に示します。
- MMM
- 出力月を英語3文字で出力します(例:10月の場合「Oct」)。
- DD
- 出力日を出力します。
- hh:mm:ss
- 出力時刻を「時:分:秒」形式で出力します。
- PID
- プロセスIDを出力します。
- KBXPnnn00-Z
- メッセージIDとして次の内容を出力します。
- KBXP:XMAP3サーバのメッセージであることを示しています。
- nnn:500~599の範囲で,メッセージの番号が表示されます。
- 00:WS系であることを示しています。
- Z:メッセージの種類として次の内容が表示されます。
- I:通知メッセージ
- E:エラーメッセージ
- W:警告メッセージ
- Q:応答メッセージ
- K:処理継続メッセージ
- メッセージテキスト
- 各メッセージのテキスト情報を表示します。
- AIXでは,メッセージテキストが511バイトを超える場合,512バイト以降のメッセージテキストは次の行に出力します。511バイト目がマルチバイト文字の1バイト目である場合は,その文字は次の行に出力されます。
- 例えば,次のメッセージの1行目は「xpwdaemon」~「XPWc」までが511バイトのケースです。この場合,下線部のように単語が分断され,以降のメッセージテキストは2行目に出力されます。
Oct 26 10:25:35 host1 [33684]:KBXP53600-I xpwdaemon start up :xpwdaemon … XPWc
Oct 26 10:25:35 host1 [33684]:KBXP53600-I onfig -x /etc/opt/HIXMAP/XPWhosts |