5.1.2 XMAP3 Serverでの書式出力の基本(AIX,HP-UX,Solaris)

<この項の構成>
(1) APインタフェースの種類
(2) APインタフェースの概要

(1) APインタフェースの種類

XMAP3 Serverで書式出力を実行するための実行支援には,三つのAPインタフェースがあります。

[図データ]

解説
  1. 日立COBOLインタフェース
    レコード名または一意名のCHARACTER TYPE句で行単位の表示属性を指定します。
    WRITE文で書き出します。
  2. C言語インタフェース
    jstqlctp関数を使用して行単位の表示属性を指定します。
  3. 書式オーバレイ印刷ユティリティ
    行データをユーザ追加処理でテキストファイルに出力して,このユティリティの入力とします。

(2) APインタフェースの概要

書式用APでのXMAP3を使用するときの命令を次に示します。

表5-2 XMAP3での書式出力の基本

要求日立COBOLの命令C言語
オープンOPEN文jstqlopn関数
行の出力要求WRITE文jstqldat関数
印刷要求WRITE文(PAGE指定)またはCLOSE文jstqllpt関数
クローズCLOSE文jstqlcls関数

書式用APとXMAP3の間で渡される情報を次に示します。

図5-2 XMAP3とAP間のデータのやり取り(書式出力)

[図データ]