5.1.1 XMAP3 Serverでの画面入出力および帳票出力の基本

<この項の構成>
(1) APインタフェースの種類
(2) APインタフェースの概要

(1) APインタフェースの種類

XMAP3 Serverで画面入出力および帳票出力をするための実行支援には,三つのAPインタフェースがあります。

[図データ]

解説
  1. 日立COBOLインタフェース
    COBOL言語仕様に取り込まれた言語インタフェースです。日立COBOLで使用できます。すべてのOSで共用できる文法です。
  2. CALLインタフェース
    COBOLのCALLインタフェースで呼び出す方法です。日立COBOLなど,標準CALLインタフェースを持つCOBOL言語から使用できます。
  3. C言語インタフェース
    XMAP3 Server共通のC言語用APインタフェースです。すべてのOSで共用できる文法です。

(2) APインタフェースの概要

APからXMAP3 Serverを使用するときの命令を表5-1に示します。また,APとXMAP3 Serverの間で渡される情報を図5-1に示します。

表5-1 XMAP3 Serverでの画面入出力および帳票出力の基本

要求日立COBOLの命令COBOLのCALL文C言語
オープン最初のSEND文またはTRANSCEIVE文発行時「OPEN」
「MDO△」
要求
「OPEN」
「MDO△」
要求
画面出力または帳票出力SEND文またはTRANSCEIVE文「SEND」要求「SEND」要求
画面入力RECEIVE文またはTRANSCEIVE文「RECV」要求「RECV」要求
クローズDISABLE文,EXIT PROGRAM文,(APの)STOP RUN文「CLOS」要求「CLOS」要求

図5-1 XMAP3 ServerとAP間のデータのやり取り(画面入出力および帳票出力)

[図データ]

注※
必ず指定します。