表示・印刷環境ファイル(XPWconfig)は,viなどのエディタで編集します。次に,表示・印刷環境ファイルの形式を説明します。
表示・印刷環境ファイルの名称は,次のとおりです。
/etc/opt/HIXMAP/XPWconfig
表示・印刷環境ファイルの形式を次に示します。
1行に1項目を指定してください。行の先頭に「#」を付けると,その行はコメント行として扱われます。
なお,サービス名にサービス名ファイル(XPWhosts)で指定した名称を設定すると,サービスごとにパラメタの値を設定できます。すべてのサービスでパラメタの値を共通にする場合は,サービス名に「*」を指定します。
パラメタには,すべてのサービスで共通の設定値を持つものと,各サービスで固有の設定値を持つものがあります。
XMAP3 Serverの構成例を図7-8に示します。
図7-8 XMAP3 Serverの構成例
この構成例を基に,次に示す値を設定した表示・印刷環境ファイルの設定例を図7-9に示します。
サービス内容 | サービス名称 | パラメタ | 設定値 | 意味 |
---|---|---|---|---|
- | * | COSPCD | 4040 | 全角のスペースコードを(4040)16とします。 |
印刷 | xpwPRT | PCDLLN | DOUBLE | 帳票印刷時の抹消線の形状を二重線とします。 |
表示 | xppDSP | DCSHAD | SIMPLE | 画面オブジェクトを立体的な表示にします。 |
図7-9 表示・印刷環境ファイルの設定例