環境設定ファイルに記述する情報を調査しておきます。調査する項目は,次のとおりです。
次に,それぞれの項目を調査する方法を説明します。
作成したAPが動作するWS,画面を表示するPCおよび帳票を印刷するプリンタが接続されているWSのホスト名を調査しておきます。
WSの端末画面からhostnameコマンドを実行すると,コマンドを実行したWSのホスト名が表示されます。
コマンドの実行例を次に示します。この例では,ホスト名は「host102」になります。
C/S構成でクライアントにPCを使用する場合は,使用するPCのホスト名も調査しておいてください。ただし,C/Sシステムの通信設定の簡略化機能を使用する場合は,クライアントPCのホスト名は不要です。
作成したAPが動作するWS,画面を表示するPCおよび帳票を印刷するプリンタが接続されているWSのIPアドレスを調査しておきます。
IPアドレスを調査したいWSの/etc/hostsファイルを参照して,(1)で調査したホスト名に対応するIPアドレスを検索します。
/etc/hostsファイルの表示例を次に示します。この例では,WS(ホスト名:host102)のIPアドレスは「200.10.10.2」になります。
C/S構成でクライアントにPCを使用する場合は,使用するPCのIPアドレスも調査しておいてください。
XMAP3 Serverとほかのプログラムが同じポート番号を使用していないか確認します。標準で使用するポート番号は8500です。
確認の手順は,次のとおりです。