7.5.3 クラスタ構成でのクライアント側の環境設定

ここでは,クラスタ構成でXMAP3 Serverを使用するためのクライアント側の環境について説明します。

<この項の構成>
(1) ポート番号管理ファイル(services)の設定
(2) ホストアドレス管理ファイル(hosts)
(3) XMAP3クライアント起動用のショートカットアイコンの登録

(1) ポート番号管理ファイル(services)の設定

XMAP3が利用するサービス名(ポート番号)には,サーバ側と同じ内容を設定します。

(2) ホストアドレス管理ファイル(hosts)

接続先のサーバマシンの仮想IPアドレスと仮想ホスト名を指定します。

(3) XMAP3クライアント起動用のショートカットアイコンの登録

XMAP3クライアントを起動するためのショートカットアイコンを登録して,起動パラメタ「/vh 仮想ホスト名」に,XMAP3サーバと接続する仮想ホスト名を指定します。起動パラメタは,次のように指定します。

XMAP3CLT.EXE /vh 仮想ホスト名

「/vh 仮想ホスト名」を指定した場合,仮想ホスト名に対応したIPアドレスで,XMAP3サーバとの通信を行います。