7.5.1 システム構成

[図データ]

<図の説明>
  1. クライアント側のXMAP3クライアントでは,仮想ホストCのXMAP3サーバに接続します(物理ホストAに起動しているXMAP3サーバに接続します)(図中の(1))。
    仮想ホスト名とは,/etc/hostsファイルで,クラスタ用のホスト名として定義されたホスト名称を示します。また,以降で説明する仮想IPアドレスは,クラスタ用ホスト名に対応するIPアドレスを示します。
  2. ホストAまたはホストBのアプリケーションプログラムは,クライアントのXMAP3と通信します(図中の(2))。
  3. サーバ上の印刷サービスは,XMAP3のサービス名ファイル(XPWhosts)の設定で,仮想ホストで動作するように設定します(図中の(3))。
  4. 系切り替えが発生した場合,物理ホストAで動作していたXMAP3サーバおよびアプリケーションプログラムを終了させる必要があります。物理ホストBでXMAP3サーバが起動されると,自動的にXMAP3クライアントが物理ホストBのXMAP3サーバと接続されます。
  5. 図中の(4)~(6)の接続で,運用が再開されます。
クラスタ構成でXMAP3 Serverを使用するためには,クラスタリング機能をサポートしたミドルウェア製品(HAモニタおよびHACMP)が前提となります。