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マップドライバ環境定義ファイルは,マップドライバ実行時の属性を設定します。
また,マップドライバ環境定義ファイルは,仮想端末単位に指定できます。この場合,仮想端末定義ファイル中で指定したマップドライバ環境定義ファイルを指定します。なお,仮想端末定義ファイルでマップドライバ環境定義ファイル名称を省略した場合,標準で提供するファイルを仮定します。
マップドライバ環境定義ファイルに指定する項目を次に示します。ただし,1項目当たり1レコード(255バイト以内)に記述します。1レコードが256バイト以上の場合は,ファイルの指定は無視します。
表7-9 マップドライバ環境定義ファイルに指定する項目
| 項目 |
パラメタ |
設定値 |
省略時仮定値 |
| ログ種別 |
logSelect |
false|standard|full |
standard |
| ログファイルパス |
logPath |
xxxxxxxx |
. |
| マップロードパス |
mapPath |
xxxxxxxx |
. |
| 物理マップ常駐サイズ |
PoolSize |
nnnnn |
32768 |
| プリンタ出力 |
printOut |
sync|async |
sync |
- 注 不正なキーワードおよび指定値は無視します。
- ログ種別〜{false|standard|full}
- ログ種別を指定します。ログ情報の詳細については,「9.2 ログ情報の利用方法」を参照してください。
- false:ログを取得しない。
- standard:標準形式でログを取得する。
- full:標準形式と詳細形式でログを取得する。
- ログファイルパス〜((52文字以内))
- ログ種別で「standard」,または「full」を指定した場合にログを格納するディレクトリのパスを52文字以内(半角)で指定します。この項目を省略した場合は,マップドライバが起動されたディレクトリにログファイルを格納します。
- マップロードパス〜((55文字以内))
- 物理マップ,書式イメージまたは行制御データを格納しているディレクトリのパスを55文字以内(半角)で指定します。ただし,末尾に「/」は付けません。この項目を省略した場合,または指定したパスで物理マップが見つからなかった場合は,マップドライバを起動したパスからロードされます。
- 物理マップ常駐サイズ〜<10進数>
- 物理マップを常駐させるエリアのサイズを変更する場合だけその大きさをバイト数で指定します。上限は2,048,000バイトです。
- プリンタ出力〜{sync|async}
- SEND時に,プリンタへの出力指示との同期をとるかどうかを指定します。
- sync:SEND時に,プリンタへの出力指示との同期をとる。
- async:SEND時に,プリンタへの出力指示との同期をとらない。asyncに設定することで「7.12.1 LPスプールシステムでの帳票一括出力機能」を利用できます。
- なお,帳票出力時にプリンタへの出力指示と同期をとらない場合,APからXMAP3 Serverへの各要求に同期してエラーリターンしない場合がありますので,ご注意ください。
-
- XMAP3 Serverが標準で提供する環境定義ファイルの設定値
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