画面・帳票サポートシステム XMAP3 Server
各PCで実行するAPが異なる場合の環境設定例について説明します。
この例では,ホスト名host102のWSにある二つのAPを別々のPCから起動して,APを起動したPCのディスプレイに画面を表示します。具体的には,ホスト名host103のPCからAP1(jyutugc)を,ホスト名host104のPCからAP2(jyutugc2)を実行して,それぞれ自ホストのディスプレイに画面を表示します。
上記以外の項目は,環境設定ファイルの標準値を使用します。また, XMAP3 Server以外で,ポート番号8500を使用するプログラムはないと仮定します。
提供サンプルソース(jyutugc.cbl)をコンパイルし,実行形式ファイル用ディレクトリ(/XMAPUSER/userprog/bin)に出力した,実行形式ファイル(jyutugc)を使用します。APが使用する実行形式の物理マップ(JYU1GCND)も,実行形式ファイルと同じディレクトリにあると仮定します。
jyutugc.cblのSYMBOLIC TERMINAL部のディスプレイに関する部分を次に示します。
提供サンプルソースを編集して,APを作成します。APの作成手順を次に示します。
なお,APが使用する実行形式の物理マップ(JYU1GCND)も,実行形式ファイルと同じディレクトリにあると仮定します。
jyutugc2.cblのSYMBOLIC TERMINAL部のディスプレイに関する部分を次に示します。
サーバ側のWSとクライアント側のPCで,環境設定ファイルを編集します。次に,サーバとクライアントで編集するファイルについて説明します。
ホスト名host102のWSで,次の環境設定ファイルを編集します。
各ファイルの記述内容を次に示します。なお,XMAP3 Serverで提供する環境設定ファイルの内容からユーザ環境に合わせて変更した部分については網掛けとします。環境設定ファイルの詳細については,「7.6 環境設定ファイルの編集」を参照してください。
ホスト名host103およびhost104の各PCで,次の環境設定ファイルを編集します。
各ファイルの記述内容を,次に示します。
APを実行する手順を説明します。
/opt/HIXMAP/bin/xpwdaemon -s &
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