Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder メッセージ


KFAA50288-E

aa....aa cannot resume by continuing from the last command execution. (reason = bb....bb, last command = cc....cc) (M)

aa....aaを前回のコマンド実行の続きから再開できません。

aa....aa処理種別
  • Import:データインポート処理

  • Index-rebuild:インデクスの再作成処理

  • Unarchive-chunk:チャンクのアンアーカイブ処理

bb....bbエラーの原因
  • running authorization identifier dd....dd:コマンドの実行者(認可識別子dd....dd)が前回と異なります。

  • no import status fileadbimportコマンドのコマンドステータスファイルが存在しません。

  • no index-rebuild status fileadbidxrebuildコマンドのコマンドステータスファイルが存在しません。

  • incorrect import status fileadbimportコマンドのコマンドステータスファイルが正しくありません。

  • incorrect index-rebuild status fileadbidxrebuildコマンドのコマンドステータスファイルが正しくありません。

  • no unarchive-chunk status fileadbunarchivechunkコマンドのコマンドステータスファイルが存在しません。

  • incorrect unarchive-chunk status fileadbunarchivechunkコマンドのコマンドステータスファイルが正しくありません。

cc....cc前回中断したコマンド
  • Importadbimportコマンド

  • Index-rebuildadbidxrebuildコマンド

  • Unarchive-chunkadbunarchivechunkコマンド

(S)

処理を終了します。

〔対策〕

aa....aaImportまたはIndex-rebuildの場合:

  • bb....bbrunning authorization identifierの場合

    次に示すどちらかの方法で対処してください。

    ・前回の続きから再実行する場合は,前回のコマンド実行者が,コマンドを再実行するようにしてください。前回のコマンド実行者(HADBユーザ)を削除してしまった場合は,同じ認可識別子とパスワードのHADBユーザを作成し,表に対するアクセス権限を付与し直してください。

    ・処理対象表に対するREBUILD INDEX権限を持つ別のユーザで,--forceオプションを指定してadbidxrebuildコマンドを実行してください。なお,前回中断したコマンドがバックグラウンドインポートを適用した(-bオプションを指定した)adbimportコマンドの場合,--forceオプションを指定してadbidxrebuildコマンドを実行すると,adbimportコマンドで処理中だった表データの格納情報は削除されます。この場合は,adbidxrebuildコマンドが完了したあとに,-bオプションを指定して,中断したadbimportコマンドを再実行してください。

  • bb....bbが上記以外の場合

    このメッセージの直前に出力されたメッセージを確認して,エラーの原因を取り除いてください。そのあとで,--forceオプションを指定して,adbidxrebuildコマンドを実行してください。なお,前回中断したコマンドがバックグラウンドインポートを適用した(-bオプションを指定した)adbimportコマンドの場合,--forceオプションを指定してadbidxrebuildコマンドを実行すると,adbimportコマンドで処理中だった表データの格納情報は削除されます。この場合は,adbidxrebuildコマンドが完了したあとに,-bオプションを指定して,中断したadbimportコマンドを再実行してください。

aa....aaUnarchive-chunkの場合:

  • bb....bbrunning authorization identifierの場合

    次に示すどちらかの方法で対処してください。

    ・前回の続きから再実行する場合は,前回のコマンド実行者が,コマンドを再実行するようにしてください。前回のコマンド実行者(HADBユーザ)を削除してしまった場合は,同じ認可識別子とパスワードのHADBユーザを作成し,表に対するアクセス権限を付与し直してください。

    ・処理対象表に対するUNARCHIVE CHUNK権限を持つ別のユーザで,--forceオプションを指定してadbunarchivechunkコマンドを実行してください。

  • bb....bbが上記以外の場合

    このメッセージの直前に出力されたメッセージを確認して,エラーの原因を取り除いてください。そのあとで,--forceオプションを指定して,adbunarchivechunkコマンドを実行してください。