Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder メッセージ


KFAA50246-E

The index record file is illegal. (file = aa....aa, reason = bb....bb) (errno = cc....cc) (M)

インデクスレコードファイルaa....aaは不正です。原因をbb....bbに示します。

aa....aa

HADBサーバが作成するインデクスレコードファイルの名称

bb....bb理由コード

詳細を次の表に示します。

bb....bbの値

説明

Duplicated-entry

複数のファイルを指定したときに,同じファイルが指定されており,重複しています。

Invalid-device

ファイルの形式が不正です。

Invalid-header

ヘッダIDがありません。

Invalid-permission

ファイルのパーミッション(アクセス権)が不正です。

Invalid-record-length

複数のファイルを指定したときに,レコード長の異なるファイルがあります。

No-file

ファイルがありません。

No-header

ヘッダがありません。

Other-access-error

Invalid-permissionおよびNo-file以外のaccessシステムコールエラーが発生しました。

cc....ccaccessシステムコールのエラー番号

理由コードがInvalid-permissionNo-file,またはOther-access-errorの場合に表示されます。それ以外の場合,(errno = cc....cc)は表示されません。

(S)

処理を終了します。

〔対策〕

インデクスレコードファイルが壊れています。このため,コマンドを再実行する必要があります。回復方法などについては,マニュアルHADB コマンドリファレンスの各コマンドが異常終了したときの対処方法を参照してください。

理由コードにOther-access-errorが表示されている場合は,accessシステムコールのエラー番号をOSのマニュアルで調べて,エラーの原因を取り除いてください。エラー番号からでは対処方法がわからない場合は,adbinfogetコマンドを実行してトラブルシュート情報を取得してから,弊社問い合わせ窓口に連絡してください。

ルチノード機能を使用している場合

adbimportコマンド,adbidxrebuildコマンド,またはadbunarchivechunkコマンドが異常終了し,処理対象表が更新不可状態となったときの対処方法については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイド実表の運用(マルチノード機能の使用時)実表の更新不可状態を解除する方法(マルチノード機能の使用時)を参照してください。