Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder メッセージ


KFAA50225-E

The aa....aa specification contains an error or indispensable operand is not specified, or a necessary operand has not been specified. (reason = bb....bb) (M)

aa....aaの指定に,bb....bbの誤りがあります。

aa....aaコマンドで指定したオプション

詳細を次の表に示します。

aa....aaの値

説明

table

表名

schema-name

スキーマ名

table-identifier

表識別子

file-name

ファイル名

filetype

データタイプ

fld-char

フィールド区切り文字

fld-char-pre

フィールド区切り文字(前)

fld-char-suf

フィールド区切り文字(後)

trm-char

行区切り文字

idx-mode

インデクス作成方法

index

インデクス識別子

col-inf-n

列単位情報数

col-inf

列単位情報

data-len

列の入力データ長

err-inf

エラー情報

deliminator

区切り文字

enclosing-character

囲み文字

table-name-file

表名記述ファイル

table option

表オプション

input-path-file-name

入力データパスファイル名

input-file-name

入力データファイル名

export-path-file-name

出力データパスファイル名

export-data-output-file-name

出力データファイル名

timing-to-output-progress-message

データインポート処理の経過メッセージの出力間隔

temporary-directory

作業用一時ファイルの格納先ディレクトリのパス名

各コマンドの-wオプションのことです。

各コマンドの-wオプションを省略した場合,作業用一時ファイルの格納先ディレクトリのパス名は,$DBDIR/ADBWORKになります。

import-option-file-name

インポートオプションファイル名

idxrebuild-option-file-name

インデクス再作成オプションファイル名

cost-information-collection-option-file-name

コスト情報収集オプションファイル名

export-option-file-name

エクスポートオプションファイル名

merge-chunk-option-file-name

マージチャンクオプションファイル名

error-data-file-name

論理エラーデータファイル名

sort-buffer-size

ソートバッファサイズ

--force

-- forceオプション(強制実行)

--create-temp-file

--create-temp-fileオプション

user-name

認可識別子

index-ID file

インデクス識別子ファイル

index-ID file name

インデクス識別子ファイル名

SQL-statement-file-name

SQL記述ファイル名

column-structure-information-file-name

列構成情報ファイル名

-b option

-bオプション

index-name

インデクス名("〔スキーマ名.〕インデクス識別子"

DBarea-name

DBエリア名

-n option

-nオプション

-c option

-cオプション

-m option

-mオプション

-s option

-sオプション

-k option

-kオプション

-r option

-rオプション

chunk ID

チャンクID

--compress

ファイル圧縮オプション

archive-directory

アーカイブディレクトリ

archive-file-name

アーカイブファイル名

file-that-specifies-the-unload-file-directory

アンロードファイルの格納先を指定したディレクトリパスファイル名

unload-file-directory

アンロードファイルの格納先のディレクトリパス名

bb....bbエラーの詳細情報

詳細を次の表に示します。

bb....bbの値

説明

invalid char

指定した文字が不正です。

指定したファイル名が予約文字である場合,または入力制御ファイルにEOF制御文字が含まれる場合も,このエラーとなります。

invalid value

指定した値が誤っています。指定が正しいか見直してください。

invalid combination

指定の組み合わせが誤っています。指定が正しいか見直してください。

invalid format

指定のフォーマットが誤っています。指定が正しいか見直してください。

invalid length

指定した値の長さが不正です。指定した値の長さを見直してください。

length over

指定した値が制限値を超えています。または,0バイト文字で指定されています。指定した値を見直してください。

length short

指定した値が指定できる最小値未満です。指定できる値の範囲を見直してください。

limit over

指定できる最大数を超えています。指定した数を見直してください。

not directory name

指定したパス名が誤っています。指定が正しいか見直してください。

not file name

指定したパスはファイルではありません。または,ファイルが存在しません。指定が正しいか見直してください。

insufficient memory(u)

メモリ領域を取得できません。このメッセージの前に出力されたメッセージの対策を参照してください。

insufficient memory(s)

error convert path

絶対パス変換でエラーが発生しました。入力データファイルなどのパスの指定が正しいか見直してください。

duplicate

指定が重複しています。または,指定したファイル名が次のファイル名と重複しています。

  • 論理エラーデータファイル名

  • アンロードファイル名

重複した値を指定しないよう,見直してください。

invalid permission

アクセス権がありません。アクセス権が与えられているか,見直してください。

not index-identifier

指定したインデクス識別子は存在しません。

table for which "CHUNK" was not specified

CREATE TABLE文でチャンク指定を指定していません。

not index name

指定したインデクスは存在しません。

not DBarea name

指定したDBエリアは存在しません。

unsupported DBarea name

未サポートのDBエリアの種類を指定しています。

(S)

処理を終了します。

〔対策〕

aa....aaおよびbb....bbを基に,エラーの原因を取り除いてください。そのあとで,再実行してください。

また,このメッセージは上記以外に次の原因が考えられます。

  • 指定が必須のオペランドを指定していない

  • オペランドを指定する順番が誤っている

  • 論理エラーデータファイル名と同じ名称のファイルを指定している

なお,bb....bbinsufficient memory(u),またはinsufficient memory(s)の場合は,次に示す手順で対処してください。

  1. 不要なプロセスがないかどうかを確認してください。不要なプロセスがある場合には,プロセスを終了または削除してください。

  2. 1.を実施してもメモリが不足する場合,OSを再起動したあとで,adbstartコマンドでHADBサーバを開始してください。

  3. 2.を実施してもメモリが不足する場合,カーネルパラメタの設定を変更し,プロセスで使用できるメモリの上限を大きくしてください。OSを再起動したあとで,adbstartコマンドでHADBサーバを開始してください。