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Hitachi Advanced Data Binder メッセージ


KFAA50207-E

The option argument is invalid. (command name = aa....aa, option name = bb....bb, option arg = "cc....cc", rows = dd....dd, operand name = ee....ee, operand option name = ff....ff, operand option arg = "gg....gg", reason = hh....hh) (E+M)

aa....aaコマンドに指定したオプションファイルの指定に誤りがあります。

aa....aa:実行したコマンド名
  • adbchgchunkstatusコマンド

bb....bb:オプションファイルを指定しているオプション引数
  • -mオプション

cc....cc

オプション引数の指定値※1

dd....dd

行番号※3,※4

ee....ee

オペランド名※4

ff....ff

オペランドのオプション引数※2,※3,※4

gg....gg

オペランドのオプション引数の指定値※2,※3,※4,※5,※6

hh....hh

エラーの原因

注※1

512バイト分までが表示されます。

注※2

hh....hhの出力内容が対策の表の項番15の場合,*が表示されます。

注※3

hh....hhの出力内容が対策の表の項番16の場合,*が表示されます。

注※4

hh....hhの出力内容が対策の表の項番17の場合,*が表示されます。

注※5

コンマ区切りで指定した場合,エラーが発生した個所の引数だけが表示されます。

例えば,-wオプションの場合はエラーが発生した待機状態に変更するチャンクのチャンクIDが,-nオプションの場合はエラーが発生した通常状態に変更するチャンクのチャンクIDが表示されます。

注※6

hh....hhの出力内容が対策の表の項番7~14の場合,表名は,「スキーマ名.表識別子」の形式で表示されます。

なお,囲み文字の指定は表示されません。また,囲み文字に囲まれていない英小文字は英大文字で表示されます。

(S)

処理を終了します。

〔対策〕

次の表に従って,adbchgchunkstatusコマンドの-mオプションに指定したオプションファイルの指定を見直してください。そのあとで,adbchgchunkstatusコマンドを再実行してください。

項番

ee....eeに出力された内容

ff....ffに出力された内容

hh....hhに出力された内容

エラーの原因と対処方法

1

adbchunkstatus

-w

または

-n

An invalid character was specified.

使用できない文字,または文法上正しくない文字を指定しています。

誤った指定例:-w 1-2-3

正しい指定例:-w 1-3

2

The specified value is outside the valid range.

指定できるチャンクIDの範囲外の数値を指定しています。チャンクIDには,1~9,223,372,036,854,775,807の値を指定してください。

3

The value on the right side is equal to or less than the value on the left side.

チャンクIDを範囲指定した際,「ハイフンの左側の値ハイフンの右側の値」となっています。「ハイフンの左側の値ハイフンの右側の値」となるようにしてください。

誤った指定例:-w 5-2

正しい指定例:-w 2-5

4

The specified value exceeds the maximum value that can be specified.

指定したチャンクIDの個数が最大値(29,999個を超えています。チャンクIDの個数を29,999個以内にしてください。

5

-t

The option is not specified.

オプションの指定がありません。処理対象となる表を指定してください。

6

The invalid table name is specified.

指定した表名の指定形式に誤りがあります。表名は,「"スキーマ名"."表識別子"」の形式で指定してください。自分が所有している表を指定する場合は,スキーマ名を省略できます。

7

The specified table does not exist.

指定した表は存在しません。存在する表を指定してください。

8

The HADB user who executed the command does not have the CHANGE CHUNK STATUS privilege for the specified table.

コマンドを実行したHADBユーザには,指定した表に対するCHANGE CHUNK STATUS権限がありません。コマンドを実行するHADBユーザにCHANGE CHUNK STATUS権限を付与してください。CHANGE CHUNK STATUS権限を付与する方法については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドHADBユーザにアクセス権限を付与する方法を参照してください。

ただし,指定した表のスキーマが,コマンドを実行したHADBユーザの認可識別子と異なる場合は,指定した表自体が存在しないこともあります。

9

The specified table is not a base table.

指定した表は実表ではありません。実表を指定してください。

10

The specified table is not a multi-chunk table.

指定した表はシングルチャンク表のため,adbchgchunkstatusコマンドを実行できません。

11

The specified table is an archivable multi-chunk table.

指定した表はアーカイブマルチチャンク表のため,adbchgchunkstatusコマンドを実行できません。

12

The adbimport command was stopped for the specified table.

adbimportコマンドの実行が中断された表を指定しています。adbimportコマンドを再実行してから指定してください。詳細については,マニュアルHADB コマンドリファレンスadbimportコマンドが異常終了したときの対処方法を参照してください。

13

The adbidxrebuild command was stopped for the specified table.

adbidxrebuildコマンドの実行が中断された表を指定しています。adbidxrebuildコマンドを再実行してから指定してください。詳細については,マニュアルHADB コマンドリファレンスadbidxrebuildコマンドが異常終了したときの対処方法を参照してください。

14

The same table is already specified.

同じ表がすでに指定されています。同じ表は2つ以上指定できません。そのため,同じ表に対する指定は1つのadbchunkstatusオペランドで指定してください。

15

*

Neither the -w option nor the -n option is specified.

-wオプションおよび-nオプションのどちらも指定していません。どちらか,または両方を必ず指定してください。

16

The specified number of adbchunkstatus items exceeds 32.

adbchunkstatusオペランドの指定数が32個を超えています。adbchunkstatusオペランドの指定数を32個以内にしてください。

17

*

*

Analysis of the file ended with an error.

オプションファイルの解析に失敗しました。このメッセージの前に出力されているエラーメッセージを確認して,エラーの原因を取り除いてください。