Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder メッセージ


はじめに

このマニュアルは,Hitachi Advanced Data Binderが出力するメッセージについて説明したものです。

なお,このマニュアル中,および製品が出力する情報中(メッセージ,コマンドの出力結果など)では,Hitachi Advanced Data BinderHADBと表記することがあります。

〈はじめにの構成〉

■ 対象製品

これらのプログラムプロダクトのほかにもこのマニュアルをご利用になれる場合があります。詳細は「リリースノート」でご確認ください。

■ 対象読者

このマニュアルは,次に示す方々を対象にしています。

なお,このマニュアルは次に示す知識があることを前提に説明しています。

■ マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章から構成されています。

第1章 メッセージの出力先と出力形式

HADBが出力するメッセージの出力先,出力形式,メッセージの読み方,メッセージIDとSQLCODEの関係,および問合せの位置番号について説明しています。

第2章 メッセージ

HADBが出力するメッセージを示し,その意味や対策について説明しています。

第3章 出力コード

HADBが出力するアボートコードを示し,その意味や対策について説明しています。

第4章 SQLSTATE

HADBが出力するSQLSTATEについて説明しています。

■ 関連マニュアル

このマニュアルの関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。

なお,Hitachi Advanced Data Binderのマニュアルを本文中で参照させる場合は,Hitachi Advanced Data BinderHADBと表記します。

(例) HADB システム構築・運用ガイド

また,HAモニタのマニュアルを本文中で参照させる場合は,次のように表記します。

JP1/Baseのマニュアルを本文中で参照させる場合は,JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイドまたはJP1 Version 12 JP1/Base 運用ガイドJP1/Base 運用ガイドと表記します。

例) JP1/Base 運用ガイド

JP1/AJS3のマニュアルを本文中で参照させる場合は,JP1 Version 11 JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編)またはJP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編)JP1/AJS3 設計ガイド(業務設計編)と表記します。

(例) JP1/AJS3 設計ガイド(業務設計編)

JP1/Auditのマニュアルを本文中で参照させる場合は,JP1 Version 11 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイドJP1/Audit 構築・運用ガイドと表記します。

(例) JP1/Audit 構築・運用ガイド

■ このマニュアルで使用する製品名・機能名

このマニュアルでは,製品名を次のように表記しています。

表記

製品名

HADB

HADBサーバ

Hitachi Advanced Data Binder

HADBクライアント

Hitachi Advanced Data Binder Client

Linux

RHEL 7

Red Hat Enterprise Linux Server 7(64-bit x86_64)

RHEL 8

Red Hat Enterprise Linux Server 8(64-bit x86_64)

RHEL 9

Red Hat Enterprise Linux Server 9(64-bit x86_64)

HDLM

Hitachi Dynamic Link Manager Software

Hitachi Code Converter

Hitachi Code Converter - Runtime for C/COBOL(64)

JP1/AJS3

JP1/Automatic Job Management System 3

JP1/Audit

JP1/Audit Management - Manager

■ このマニュアルで使用する英略語

このマニュアルで使用する英略語を次に示します。

英略語

英字での表記

AD

Active Directory

Amazon S3

Amazon Simple Storage Service

AP

Application Program

APD

Application Parameter Descriptor

API

Application Programming Interface

ARD

Application Row Descriptor

AWS

Amazon Web Services

BI

Business Intelligence

BLOB

Binary Large Object

BNF

Backus-Naur Form

BOM

Byte Order Mark

CLI

Call Level Interface

CLOB

Character Large Object

CPU

Central Processing Unit

CSV

Character-Separated Values

DB

Database

DBMS

Database Management System

DMMP

Device Mapper Multipath

DNS

Domain Name System

DRBD

Distributed Replicated Block Device

EBS

Amazon Elastic Block Store

EC2

Amazon Elastic Compute Cloud

EFS

Amazon Elastic File System

ELF

Executable and Linking Format

ER

Entity Relationship

HBA

Host Bus Adapter

HDD

Hard Disk Drive

ID

Identification number

IEF

Integrity Enhancement Facility

IP

Internet Protocol

IPD

Implementation Parameter Descriptor

IRD

Implementation Row Descriptor

JAR

Java Archive File

JDBC

Java Database Connectivity

JDK

Java Developer's Kit

JNDI

Java Naming and Directory Interface

JRE

Java Runtime Environment

JSON

JavaScript Object Notation

JTA

Java Transaction API

LDAP

Lightweight Directory Access Protocol

LOB

Large Object

LRU

Least Recently Used

LV

Logical Volume

LVM

Logical Volume Manager

LWP

Light Weight Process

MSDN

Microsoft Developer Network

NFS

Network File System

NIC

Network Interface Card

NTP

Network Time Protocol

ODBC

Open Database Connectivity

OS

Operating System

OSS

Open Source Software

PAM

Pluggable Authentication Module

PP

Program Product

PV

Physical Volume

PVC

Persistent Volume Claim

RAID

Redundant Array of Independent Disks

RDBMS

Relational Database Management System

SELinux

Security-Enhanced Linux

SSD

Solid State Drive

SSSD

System Security Services Daemon

TLB

Translation Lookaside Buffer

URL

Uniform Resource Locator

VG

Volume Group

VPC

Amazon Virtual Private Cloud

WWN

World Wide Name

XFS

Extents File System

■ メッセージテキスト中で使用する記号

メッセージテキスト中で使用している記号の意味を次に示します。

メッセージテキストの例

Usage: adbinfoget {-m | -o <output-directory>} [-f <core-file>]

記号

意味

{ }

この記号で囲まれている複数の項目のうちから,1つを選択できます。上記の例の場合,-mオプションまたは-oオプションのどちらかを選択できることを意味しています。

< >

この記号で囲まれている項目は,コマンドに指定するオプション引数,またはコマンド引数などを意味しています。

[ ]

この記号で囲まれている項目は省略できることを意味しています。上記の例の場合,-fオプションの指定を省略できることを意味しています。

■ このマニュアルで使用する計算式の記号

このマニュアルで使用する計算式の記号の意味を次に示します。

記号

内容

↑ ↑

計算結果の値を小数点以下で切り上げることを意味しています。

(例)↑34÷3↑の計算結果は12になります。

↓ ↓

計算結果の値を小数点以下で切り捨てることを意味しています。

(例)↓34÷3↓の計算結果は11になります。

MAX

計算結果のうち,最も大きい値が有効になることを意味しています。

(例)MAX(3×6,4+7)の計算結果は18になります。

MIN

計算結果のうち,最も小さい値が有効になることを意味しています。

(例)MIN(3×6,4+7)の計算結果は11になります。

■ パス名の表記について

■ \の表記について

本文中で使用されている\は,Linux版の場合は半角のバックスラッシュを意味しています。

■ メソッドの略記について

■ このマニュアルで使用するKB(キロバイト)などの単位表記

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト),1PB(ペタバイト),1EB(エクサバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイト,1,0245バイト,1,0246バイトです。