Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder メッセージ


KFAA51288-E

The operation on the aa....aa failed. (object key = "bb....bb", status code = cc....cc, error code = dd....dd, msg = "ee....ee", request id = ff....ff) (M)

コンテナーの操作に失敗しました。

aa....aa:操作対象
  • Container:コンテナー

bb....bb:オブジェクトキー

出力できない場合は,*が表示されます。

cc....cc:ステータスコード

出力できない場合は,*が表示されます。

dd....dd:エラーコード

出力できない場合は,*が表示されます。

ee....ee

メッセージ

ff....ff:リクエストID

出力できない場合は,*が表示されます。

(S)

処理を終了します。

〔対策〕

このメッセージに出力された情報を基に,エラーの原因を取り除いてください。このメッセージにはAzureから返却された情報が出力されます。なお,このメッセージと一緒に,Azure独自のメッセージが標準出力やメッセージログファイルに出力されることがあります。

エラーの原因とその対処方法を次に示します。

  • ストレージアカウント名またはコンテナー名が誤っている

    サーバ定義のadb_sys_cld_az_storage_accountオペランド,またはadb_sys_cld_az_containerオペランドの指定を確認してください。オペランドの指定に誤りがある場合は,オペランドの指定を修正したあとにHADBサーバを再起動してください。

    なお,adbinitコマンドの実行時にこのメッセージが出力された場合には,初期設定オプションのadb_sys_cld_az_storage_accountオペランド,またはadb_sys_cld_az_containerオペランドの指定を確認してください。オペランドの指定に誤りがある場合は,オペランドの指定を修正したあとにadbinitコマンドを再実行してください。

  • Azure環境でのHADBサーバの構築に必要な手順が実施されていない

    次の原因が考えられます。

    • カスタムロールが作成されていない

    • サービスプリンシパルが作成されていない

    • マネージドIDが割り当てられていない

    • サービスプリンシパルやマネージドIDにカスタムロールが割り当てられていない

    • Azure CLIのコマンドでAzureへのサインインがされていない

    • 環境変数による認証が正しく設定されていない

    マニュアルHADB システム構築・運用ガイドAzure環境でのHADBサーバの構築,およびAzureのドキュメントを参照して,HADBサーバの構築手順を見直してください。

なお,権限のチェックのために,次の名称のBLOBがコンテナー内に作成されます。

ADBCHECK-XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX

Xはランダムな英数字です。

上記の名称のBLOBが削除されないでコンテナー内に残ることがあります。その場合は手動でそのBLOBを削除してください。作成されるBLOBの名称はbb....bbに表示されます。