Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder メッセージ


KFAA31687-E

The authentication method for the user of the specified authorization identifier cannot be changed to aa....aa authentication. (reason = bb....bb) (M+J+O)

指定した認可識別子のHADBユーザのユーザ認証方式は変更できません。 <SQLSTATE:42K44>

aa....aa:ユーザ認証方式
  • PAM:PAM認証

bb....bb

エラーの原因

(S)

このSQL文を無視します。またはこのトランザクションを無効にします。

〔対策〕

次の表に従って対処してください。

bb....bbに出力された内容

エラーの原因

対処

the user already uses the specified authentication method

指定したユーザ認証方式をすでに使用しています。

指定したHADBユーザのユーザ認証方式を変更する必要はありません。

the user is the auditor

監査権限を持っているHADBユーザのユーザ認証方式を変更することはできません。

指定したHADBユーザの監査権限を取り消したあとに,ユーザ認証方式の変更を実行してください。監査権限の取り消しは,監査管理権限を持っているHADBユーザが実行します。

the user has the CRYPTO ADMIN privilege

暗号管理権限を持っているHADBユーザのユーザ認証方式を変更することはできません。

指定したHADBユーザの暗号管理権限を取り消したあとに,ユーザ認証方式の変更を実行してください。暗号管理権限の取り消しは,DBA権限を持っているHADBユーザが実行します。

the user is the last user who has both DBA and CONNECT privileges and who uses database authentication

ユーザ認証方式にデータベース認証を使用し,かつDBA権限およびCONNECT権限を持つHADBユーザが最低1人必要です。そのため,このようなHADBユーザが1人しかいないときに,そのHADBユーザのユーザ認証方式を変更することはできません。

次に示す条件をどちらも満たすHADBユーザが2人以上いることを確認したあとに,指定したHADBユーザのユーザ認証方式の変更を実行してください。

  • DBA権限およびCONNECT権限を持っている

  • ユーザ認証方式にデータベース認証を使用している