Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder メッセージ


KFAA30955-E

SQL or command processing was canceled and the transaction was rolled back. (information 1 = aa....aa, information 2 = bb....bb) (M+J+O)

SQL文またはコマンドの処理がキャンセルされ,トランザクションがロールバックされました。 <SQLSTATE:5B002>

adbcancelコマンドでトランザクションを強制終了した場合,HADBサーバからAPが切り離されています。HADBサーバからAPが切り離されているかどうかは,SQL結果情報で確認するか,直後にKFAA70001-Iメッセージが出力されているかどうかで確認してください。

aa....aa

トラブルシュート情報1

bb....bb

トラブルシュート情報2

(S)

このSQL文を無視します。

〔対策〕

SQL文を見直して再実行してください。

なお,コマンドの処理がタイムアウトした場合も,このメッセージが出力されます。この場合,次のどちらかの対処をしてください。

  • マンドのタイムアウト時間を長くする

    --timeoutオプションの指定値を大きくして,マンドを再実行してください。

  • マンドが待ち状態になるSQL文やコマンドを中断する

    マンドの待ち状態を解消してください

    adbreorgsystemdataコマンドの場合

    ち状態の原因であるSQL文やコマンドを中断する方法については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドシステム表の再編成と排他制御を参照してください。そのあとで,adbreorgsystemdataコマンドを再実行してください。

    adbreorgsystemdataコマンド以外の場合

    次の手順で待ち状態の原因であるSQL文やコマンドを中断してください。そのあとで,タイムアウトしたコマンドを再実行してください。

    1. タイムアウトしたコマンドが確保する排他資源を確認する

      コマンドが確保する排他資源については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイド確保される排他資源と排他制御モードを参照してください。

    2. adbls -d lockコマンドで,手順1.で確認した排他資源を確保しているコネクションIDを確認する

      該当するコネクションIDがない場合は,タイムアウトしたコマンドを再実行してください。

    3. adbcancelコマンドで,手順2.で確認したコネクションIDを終了する