Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder メッセージ


KFAA90001-I

aa....aa processing ended. (return code = bb) (M+S)

aa....aaコマンドの処理が終了しました。

aa....aa

実行したコマンド

bbリターンコード
  • 0:正常終了

  • 4:警告を伴う終了

  • 8:異常終了

  • 12:再実行が必要

  • 16:HADBサーバとの通信途絶

  • 20:一部の処理をスキップ

(S)

処理を続行します。

〔対策〕

■リターンコードが4の場合

実行したコマンドの処理は終了していますが,処理の延長で警告またはエラーが発生しています。メッセージログに出力されている警告メッセージ,またはエラーメッセージを確認してください。

■リターンコードが8の場合

このメッセージの直前に出力されているメッセージに従ってエラー要因を取り除いてから,コマンドを再実行してください。

■リターンコードが12の場合

実行したコマンドの処理は終了していますが,後処理のために,コマンドの再実行が必要です。このメッセージの直前に出力されているメッセージに従ってエラー要因を取り除いてから,次の対策を実施してください。

  • 実行したコマンドがadbreorgsystemdataコマンドの場合

    再編成前のデータがシステム表用DBエリアに残っています。adbreorgsystemdataコマンドを再実行してください。

■リターンコードが16の場合

コマンドの実行中にHADBサーバとの通信が切断されました。HADBサーバとの通信が切断された原因については,表示されたエラーメッセージ,またはメッセージログファイルに出力されたエラーメッセージを参照してください。

また,メッセージログに出力されている警告メッセージ,またはエラーメッセージを確認して,コマンドが正常終了したかどうかを確認してください。

  • 実行したコマンドがadbreorgsystemdataコマンドの場合

    KFAA80204-Iメッセージのリターンコードを確認して,次の表に示す対処を実施してください。

    項番

    リターンコード

    対処

    1

    0または4

    システム表の再編成処理はすべて完了しています。対策は不要です。

    2

    8

    システム表(実表)は,adbreorgsystemdataコマンド実行前の状態に戻ります。エラー要因を取り除いてから,adbreorgsystemdataコマンドを再実行してください。

    3

    12

    システム表の再編成処理は完了していますが,再編成前のデータが削除仕掛中のチャンクとして残ったままになっています。この削除仕掛中のチャンクは,adbreorgsystemdataコマンドを再実行すると削除できます。

    削除仕掛中のチャンクが存在しているかどうかは,adbdbstatusコマンドで確認できます。詳細については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドシステム表の状態や使用量を確認する方法を参照してください。

    KFAA80204-Iメッセージが出力されなかった場合は,adbstop --forceコマンドなどでHADBサーバのプロセスが強制終了されています。HADBサーバを起動したあとで,adbreorgsystemdataコマンドを再実行してください。

■リターンコードが20の場合

対処方法については,マニュアルHADB コマンドリファレンスadbmergechunk(チャンクのマージ)リターンコード20の説明を参照してください。