Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder メッセージ


KFAA51130-W

A work table was created because a hash table area was insufficient. (Hashtbl_path# = aa....aa, information1 = bb....bb, information2 = cc....cc) (M)

ハッシュテーブル領域が不足したため,作業表が作成されました。

aa....aa対応するアクセスパスのツリー行番号

アクセスパスの統計情報を出力していない場合は,ツリー行番号に0が表示されます。

bb....bb

保守情報1

cc....cc

保守情報2

(S)

処理を続行します。

〔対策〕

SQL文の実行時間が長時間になるおそれがあります。SQL文の実行時間を短縮するには,サーバ定義またはクライアント定義のadb_sql_exe_hashtbl_area_sizeオペランドの指定値を大きくしてください。

なお,adbexportコマンドの実行時にこのメッセージが出力された場合は,エクスポートオプションのadb_export_hashtbl_area_sizeの指定値を大きくするか,またはサーバ定義のadb_sql_exe_hashtbl_area_sizeオペランドの指定値を大きくしてください。

ハッシュテーブル領域不足時に作成される作業表について知りたい場合は,aa....aaに示す個所に表示されるアクセスパスの情報を確認してください。また,マニュアルHADB AP開発ガイドの次の個所を参照してください。

  • 表の結合方式の,ハッシュジョインの場合

    ハッシュジョインとはハッシュテーブル領域が不足した場合の対処方法

  • 副問合せの処理方式の,ハッシュ実行の場合

    外への参照列を含まない副問合せの処理方式とはハッシュ実行,または外への参照列を含む副問合せの処理方式とはハッシュ実行

  • グループ化の処理方式の,グローバルハッシュグループ化の場合

    ハッシュグループ化とはグローバルハッシュグループ化

  • SELECT DISTINCTの処理方式の,ハッシュ実行の場合

    SELECT DISTINCTの処理方式ハッシュ実行

  • 集合演算の処理方式の,ハッシュ実行の場合

    集合演算の処理方式ハッシュ実行