Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder メッセージ


KFAA31898-E

aa....aa. (reason = bb....bb, connection identifier = cc....cc) (M+J+O)

bb....bbの理由によって,aa....aaができません。

aa....aaエラーとなった事象
  • The definition SQL cannot be executed:定義系SQLの実行

  • The retrieval SQL cannot be executed:検索系SQLの実行

  • The update SQL cannot be executed:更新系SQLの実行

  • The CONNECT statement cannot be executedCONNECT文の実行

  • The command cannot be executed:コマンドの実行

  • The transaction cannot be started:トランザクションの開始

  • The retrieval SQL applying SQL parallel execution cannot be executed:SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLの実行

bb....bb

エラー要因

cc....cc

コネクションID

(S)

このSQL文を無視します。

〔対策〕

出力されたエラー要因に従って,次に示す対処をしてください。

エラー要因(bb....bb)

エラーの内容

対処

SQLSTATE

A command that cannot be executed at the same time as other commands or applications is currently being executed

ほかのコマンドおよびAPと同時に実行できないコマンドが実行中です。

実行中のコマンドが終了してから,コマンドを再実行してください。

08608

The HADB server operation mode is "OFFLINE"

HADBサーバの稼働モードがオフラインモードのため,CONNECT文を実行できません。

HADBサーバの稼働モードを通常モードに変更してから,SQL文を再実行してください。

08609

A connection is being established directly on a secondary node

セカンダリノードのHADBサーバに対して直接コネクションを確立しようとしているため,CONNECT文を実行できません。

APの接続先を,プライマリノードを示すエイリアスIPアドレスに変更してから,SQL文を再実行してください。

0860A

A connection is being established directly on a worker node

ワーカーノードのHADBサーバに対して直接コネクションを確立しようとしているため,CONNECT文を実行できません。

APの接続先を,プライマリノードを示すエイリアスIPアドレスに変更してから,SQL文を再実行してください。

0860A

An attempt to connect to the port for communication between HADB servers is in progress

HADBサーバ間通信ポートに対してコネクションを確立しようとしているため,CONNECT文を実行できません。

サーバ定義のadb_rpc_portオペランドで指定したポート番号を,クライアント定義のadb_clt_rpc_srv_portに指定してから,SQL文を再実行してください。

0860B

The HADB client or command belongs to a client group whose maximum number of concurrent connections is zero

最大同時接続数が0のクライアントグループまたはコマンドグループに所属しているため,HADBサーバに接続できません。

次に示すどちらかの対処を実行してください。そのあとで,SQL文またはコマンドを再実行してください。

対処1

クライアント定義adb_clt_group_nameオペランドに,サーバ定義adbcltgrpオペランドの-mオプションの指定値が0以外のグループ名を指定してください。

対処2

クライアント定義adb_clt_group_nameオペランドに指定したグループ名に対応する,サーバ定義adbcltgrpオペランドの-mオプションの指定値を見直してください。

なお,サーバ定義adbcltgrpオペランドの-uオプションの指定値の合計が,サーバ定義adb_sys_max_usersオペランドの指定値と同じ場合も,このエラーが発生します。この場合は,各adbcltgrpオペランドの-uオプションの指定値を見直してください。

0860D

The HADB server operation mode is "MAINTENANCE"

HADBサーバの稼働モードがメンテナンスモードのため,CONNECT文を実行できません。

HADBサーバの稼働モードを通常モードに変更してから,CONNECT文を再実行してください。

0860E

HADBサーバの稼働モードがメンテナンスモードのため,コマンドを実行できません。

HADBサーバの稼働モードを通常モードに変更してから,コマンドを再実行してください。

なし

The HADB client execution environment is invalid

HADBクライアントの実行環境が正しくないため,CONNECT文を実行できません。

このメッセージの直前に出力されたエラーメッセージに従って対処してください。

08623

SQL is already being executed on the same connection

同一コネクションで,すでにSQL文が実行されています。

同一コネクションで実行しているSQL文が完了してから,SQL文を再実行してください。

54013

同一コネクションで実行しているSQL文が完了してから,SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLを再実行してください。

54025

The read-only transaction is already being executed on the HADB server in the multi-node configuration

マルチノード構成のHADBサーバで,読み取り専用トランザクションが実行中のため,トランザクションを開始できません。

マルチノード構成のHADBサーバで,実行中の読み取り専用トランザクションがすべて終了してから,SQL文またはコマンドを再実行してください。

54014,またはなし

The read/write transaction or the command is already being executed on the HADB server in the multi-node configuration

マルチノード構成のHADBサーバで,読み書き可能トランザクション,またはコマンドが実行中のため,トランザクションを開始できません。

マルチノード構成のHADBサーバで,実行中の読み書き可能トランザクション,またはコマンドがすべて終了してから,SQL文を再実行してください。

54016

The HADB server operation mode is "QUIESCENCE"

HADBサーバの稼働モードが静止モードのため,更新系SQLまたは定義系SQLを実行できません。

HADBサーバの稼働モードを通常モードに変更してから,SQL文を再実行してください。

54018

HADBサーバの稼働モードが静止モードのため,コマンドを実行できません。

HADBサーバの稼働モードを通常モードに変更してから,コマンドを再実行してください。

なし

An attempt to access a DB area that is being accessed by an update SQL statement in a different transaction while another retrieval SQL statement is being executed in the same transaction

マルチノード機能を使用している場合は,次のすべての条件を満たす検索系SQLは実行できません。

  1. 同一トランザクションで,複数の文ハンドルを使用して同時に検索系SQLを実行しようとしている

  2. 検索系SQLの1つが,データ用DBエリアにアクセスしている最中である

  3. 更新系SQLがアクセスしているデータ用DBエリアに,2.とは別の検索系SQLがアクセスしようとした(この検索系SQLがエラーになります)

エラーが発生する条件の詳細については,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドトランザクションおよびコマンドが実行されるノードSQL文が実行されるノードを参照してください。

次のどちらかの対処をしてください。

対処1

すでに実行されている左記の2.の検索系SQLが終了するのを待つ

対処2

左記の3.の更新系SQLを実行しているトランザクションが終了するのを待つ

そのあとに,エラーとなったSQL文を再実行してください。

54020

The number of concurrent SQL parallel executions exceeded the maximum number

SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLの同時実行数が,サーバ定義adb_sys_max_parallel_exec_numオペランドに指定した最大同時実行数を超えたため,これ以上SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLを実行できません。

SQLパラレル実行機能を適用したほかの検索系SQLが完了してから,SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLを再実行してください。

54024

The retrieval SQL is already being executed as part of SQL parallel execution on the same connection

同一コネクションで,すでにSQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLが実行されているため,SQL文を実行できません。

同一コネクションで実行しているSQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLが完了してから,SQL文を再実行してください。

54025

No SQL sub node could be allocated

SQLサブノードを1つも確保できなかったため,SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLを実行できません。

SQLサブノードを1つも確保できなかった原因とその対処方法を次に示します。

  • サーバ定義のオペランドの指定値が一致していないため

    SQLパラレル実行機能を使用する場合,各ノードで指定値を一致させる必要があるサーバ定義のオペランドがあります。

    各ノードのサーバ定義のオペランドの指定値が一致しているかを確認してください。サーバ定義のオペランドの指定値が異なるノードがある場合は,そのHADBサーバをいったん終了し,サーバ定義のオペランドの指定値を同じにしてください。そのあと,HADBサーバを開始してから,SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLを再実行してください。

    各ノードで指定値を一致させる必要があるサーバ定義のオペランドについては,マニュアルHADB システム構築・運用ガイドSQLパラレル実行機能を使用するときの準備作業サーバ定義の指定を参照してください。

  • SQLサブノードになることができるノードがマルチノード構成に存在しないため

    削除されているワーカーノード,または切り離されているセカンダリノードがないかを確認してください。

    SQLサブノードになることができるワーカーノードを追加するか,またはセカンダリノードを復帰させてから,SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLを再実行してください。

  • 各ノードでSQL文を実行する処理スレッドに空きがないため

    各ノードで実行中のSQL文またはコマンドの実行が完了したあとに,SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLを再実行してください。

    または,マルチノード構成のHADBサーバをいったん終了して,サーバ定義adb_sys_rthd_numオペランドに「adb_sys_max_usersオペランドの指定値×adb_sql_exe_max_rthd_numオペランドの指定値」以上の値を指定してください。そのあと,マルチノード構成のHADBサーバを開始して,SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLを再実行してください。

54026

A read/write transaction or specific command is being executed on the primary node

プライマリノードで読み書き可能トランザクション,または特定のコマンドを実行中のため,SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLを実行できません。

プライマリノードで実行中の読み書き可能トランザクション,またはコマンドが完了してから,SQLパラレル実行機能を適用した検索系SQLを再実行してください。

54027

The command was executed on a secondary node

セカンダリノードでは,このコマンドを実行できません。

プライマリノードで,コマンドを再実行してください。

なし

The command was executed on a worker node

ワーカーノードでは,このコマンドを実行できません。

プライマリノードで,コマンドを再実行してください。

なし