KFAA30562-E
The user of the specified authorization identifier cannot be deleted. (reason = aa....aa) (M+J+O)
DROP USER文に指定した認可識別子のHADBユーザは削除できません。 <SQLSTATE:42K19>
- aa....aa:エラーの原因
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users cannot delete themselves:自分自身を削除対象としています。
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users cannot delete schemas they own:スキーマを所有しています。
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the user is connected to the HADB server:HADBサーバに接続中です。
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the user grants access privileges to other users:ほかのHADBユーザにアクセス権限を付与しています。
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the user is the auditor:監査権限を持っています。
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- (S)
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このSQL文を無視します。またはこのトランザクションを無効にします。
- 〔対策〕
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aa....aaに表示されたエラーの原因に従って,次に示す対処をしてください。
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aa....aaがusers cannot delete themselvesの場合
自分の認可識別子のHADBユーザを削除することはできません。自分以外のHADBユーザの認可識別子を指定してください。
自分の認可識別子のHADBユーザを削除する場合は,DBA権限を持つほかのHADBユーザがDROP USER文を実行するようにしてください。
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aa....aaがusers cannot delete schemas they ownの場合
削除対象のHADBユーザがスキーマを所有しているため,DROP USER文がエラーになりました。指定した認可識別子のHADBユーザが所有しているスキーマ,表,およびインデクスを削除してもよいか確認してください。
また,DROP USER文を実行して,HADBユーザが所有している表が削除されると,ほかのスキーマのビュー表および外部キーに,次に示す影響があります。
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DROP USER文の実行によって削除される表に依存するビュー表(ほかのスキーマのビュー表)が削除されます(または無効化されます)。
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DROP USER文の実行によって削除される表を被参照表とする外部キー(ほかのスキーマの外部キー)が削除されます。
上記の影響が問題ない場合は,削除動作にCASCADEを指定するか,または削除動作の指定を省略してDROP USER文を実行してください。削除動作の指定については,マニュアルHADB SQLリファレンスのDROP USER文の指定形式および規則を参照してください。
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aa....aaがthe user is connected to the HADB serverの場合
HADBサーバに接続中の認可識別子のHADBユーザは削除できません。指定した認可識別子がHADBサーバから切り離されたあとにDROP USER文を実行してください。
すぐにHADBユーザの削除を実行したい場合は,adbcancelコマンドで対象の認可識別子を強制的にHADBサーバから切り離してください。
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aa....aaがthe user grants access privileges to other usersの場合
削除対象のHADBユーザが,ほかのHADBユーザにアクセス権限を付与しているため,DROP USER文がエラーになりました。次のどちらかの対処を行ってください。
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削除対象の認可識別子のHADBユーザが,ほかのHADBユーザに付与しているアクセス権限をすべて取り消してください。そのあとで,DROP USER文を再実行してください。
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削除対象の認可識別子のHADBユーザによって,ほかのHADBユーザに付与されているアクセス権限がすべて取り消されても問題ないことを確認してください。そのあとで,削除動作にCASCADEを指定してDROP USER文を再実行してください。
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aa....aaがthe user is the auditorの場合
監査権限を持っているHADBユーザを削除することはできません。監査権限を取り消したあとに,HADBユーザの削除を実行してください。監査権限の取り消しは,監査管理権限を持っているHADBユーザが実行します。
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