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Hitachi Advanced Database SQLリファレンス


3.24.3 ロール利用権限の取り消し

HADBユーザに付与されているロール利用権限を取り消します。

〈この項の構成〉

(1) 指定形式

REVOKE文::=REVOKE ロール名〔,ロール名〕… FROM 認可識別子〔,認可識別子〕… 〔削除動作削除動作::={CASCADE|RESTRICT}

(2) 指定形式の説明

ロール名〔,ロール名〕…

ロール名を指定します。指定したロールのロール利用権限が取り消されます。

指定規則を次に示します。

  • 最大128個のロール名を指定できます。

  • ロール名の指定規則については,「6.1.4 名前の指定」を参照してください。

FROM 認可識別子〔,認可識別子〕…

ロール利用権限を取り消す認可識別子を指定します。

指定規則を次に示します。

  • 認可識別子には,HADBユーザの認可識別子(ユーザ識別子)を指定してください。

  • 最大128個の認可識別子を指定できます。

  • 認可識別子の指定規則については,「6.1.4 名前の指定」を参照してください。

削除動作
削除動作::={CASCADE|RESTRICT}

この指定は,次のどちらかの場合に限り有効となります。

  • ロール利用権限の取り消しに伴い,HADBユーザに付与されているSELECT権限が取り消される場合

  • ロール利用権限の取り消しに伴い,HADBユーザに付与されているREFERENCES権限が取り消される場合

削除動作の指定を省略した場合,CASCADEが仮定されます。

CASCADE

次のどちらかの条件を満たす場合でも,ロール利用権限を取り消すときに指定します。

  • 取り消し対象のSELECT権限を使用して定義したビュー表がある場合

    この場合,該当するビュー表は無効化されます。また,無効化されるビュー表に依存するビュー表も無効化されます。

  • 取り消し対象のREFERENCES権限を使用して定義した参照制約がある場合

    この場合,該当する参照制約は削除されます。

RESTRICT

次のどちらかの条件を満たす場合は,REVOKE文をエラーとするときに指定します。

  • 取り消し対象のSELECT権限を使用して定義したビュー表がある場合

  • 取り消し対象のREFERENCES権限を使用して定義した参照制約がある場合

(3) 実行時に必要な権限

ロール利用権限を取り消すREVOKE文を実行する場合,DBA権限およびCONNECT権限が必要になります。

(4) 規則

  1. 自分が付与したロール利用権限だけを取り消すことができます。

  2. 自分が持っているロール利用権限を取り消すことはできません。

  3. REVOKE文に複数のロール名または複数の認可識別子を指定した場合,REVOKE文の実行でエラーが発生したときは,すべての認可識別子への権限取り消しが無効になります。一部の認可識別子だけがロール利用権限を取り消されることはありません。

  4. ロール利用権限の取り消しによって,HADBサーバに接続中のHADBユーザが持っているアクセス権限が変更された場合,次のタイミングで変更後のアクセス権限が有効になります。

    • そのHADBユーザが実行する次のトランザクション以降

(5) 例題

例題

HADBユーザADBUSER01に付与されているロールROLE01のロール利用権限を取り消します。

REVOKE "ROLE01" FROM "ADBUSER01"