Hitachi

Hitachi Advanced Database SQLリファレンス


3.23.3 ロール利用権限の付与

HADBユーザにロール利用権限を付与します。

メモ
  • HADBユーザにロール利用権限を付与した場合,ロールに付与されているアクセス権限がHADBユーザに付与されます。

  • ロール利用権限をロールに付与することはできません。

〈この項の構成〉

(1) 指定形式

 
GRANT文::=GRANT ロール名〔,ロール名〕… TO 認可識別子〔,認可識別子〕…
 

(2) 指定形式の説明

ロール名〔,ロール名〕…

ロール名を指定します。指定したロールのロール利用権限がHADBユーザに付与されます。

指定規則を次に示します。

  • 最大128個のロール名を指定できます。

  • ロール名の指定規則については,「6.1.4 名前の指定」を参照してください。

TO 認可識別子〔,認可識別子〕…

ロール利用権限を付与する認可識別子を指定します。

指定規則を次に示します。

  • 認可識別子には,HADBユーザの認可識別子(ユーザ識別子)を指定してください。

  • 最大128個の認可識別子を指定できます。

  • 認可識別子の指定規則については,「6.1.4 名前の指定」を参照してください。

(3) 実行時に必要な権限

ロール利用権限を付与するGRANT文を実行する場合,DBA権限およびCONNECT権限が必要になります。

(4) 規則

  1. 自分が定義したロールのロール利用権限を付与できます。ほかのHADBユーザが定義したロールのロール利用権限は付与できません。

  2. 自分が定義したロールのロール利用権限を自分自身に付与することはできません。

  3. MAPPING WITH KEYCLOAKオプションを指定して定義した,自動ロールマッピング機能専用のロールのロール利用権限は,HADBユーザがGRANT文を実行してほかのHADBユーザに付与することはできません。

  4. GRANT文に複数のロール名または複数の認可識別子を指定した場合,GRANT文の実行でエラーが発生したときは,すべての認可識別子への権限付与が無効になります。一部の認可識別子だけがロール利用権限を付与されることはありません。

  5. ロール利用権限の付与によって,HADBサーバに接続中のHADBユーザが持っているアクセス権限が変更された場合,次のタイミングで変更後のアクセス権限が有効になります。

    • そのHADBユーザが実行する次のトランザクション以降

(5) 例題

例題

ロールROLE01およびROLE02のロール利用権限を,HADBユーザADBUSER01およびADBUSER02に付与します。

GRANT "ROLE01","ROLE02" TO "ADBUSER01","ADBUSER02"