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Hitachi Advanced Data Binder SQLリファレンス


8.6.3 LENGTH

対象データの文字列の文字数を返します。

〈この項の構成〉

(1) 指定形式

スカラ関数LENGTH::=LENGTH(対象データ)
 
  対象データ::=値式

(2) 指定形式の説明

対象データ

文字数をカウントする対象データを指定します。

指定規則を次に示します。

  • 対象データは,値式の形式で指定します。値式については,「7.21 値式」を参照してください。

  • 対象データには,CHAR型またはVARCHAR型のデータを指定してください。

  • 対象データには,?パラメタを単独で指定できません。

(3) 規則

  1. 実行結果のデータ型はINTEGER型になります。

  2. 実行結果の値は,非ナル値制約なし(ナル値を許す)となります。

  3. 対象データがナル値の場合,実行結果はナル値になります。

  4. 対象データが実長0バイトまたは実長0文字のデータの場合,実行結果の値は0になります。

(4) 例題

例題

T1C1列およびC2列のデータの文字数を求めます。

なお,使用している文字コードは,Unicode(UTF-8)とします。

SELECT LENGTH("C1"),LENGTH("C2") FROM "T1"

[図データ]

上記の例のように,1つの半角空白を1文字とカウントします。