7.24 ウィンドウ関数
ウィンドウ関数を使用すると,表式の結果から導出された行に対して集計範囲を設定し,集計範囲の行の集計値を求めることができます。
ウィンドウ関数の一覧を次の表に示します。
項番 |
ウィンドウ関数 |
説明 |
---|---|---|
1 |
RANK |
順序付けされた行の集合内の行のランクを求めます。ランクの値は連続した整数値にならないことがあります。 |
2 |
DENSE_RANK |
順序付けされた行の集合内の行のランクを求めます。ランクの値は連続した整数値となります。 |
3 |
CUME_DIST |
順序付けされた行の集合内での,行の相対位置を求めます。行RのCUME_DISTは,ウィンドウ(区画)内で行Rより前方にあるか,または行Rと同じソートキーの値を持つ行の数を,行Rのウィンドウ(区画)内の行数で割った値になります。 |
4 |
ROW_NUMBER |
行の集合内の各行に一意の番号を割り当てます。 |
5 |
集合関数 |
ウィンドウ枠に対する集合関数の値を求めます。 |