1.1.2 SELECT文を書く際の基本的な規則
SELECT文を書く際の基本的な規則を次に示します。
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SELECT文中に指定する表名および列名は,二重引用符(")で囲んで指定することを推奨します。二重引用符で囲んで指定すると,SQLの予約語と同じ名称を指定できるため,将来,表名や列名と同じ名称の予約語が追加されたときに,SQLを書き換える必要がなくなります。
また,二重引用符で囲まない場合,英小文字の指定は英大文字として扱われます。例えば,nameと指定した場合,NAMEとして扱われます。
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CHAR型およびVARCHAR型の文字データは,アポストロフィ( ’)で囲んでください。
(例)WHERE "NAME"='Taro Tanaka'
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DATE型の日付データは,次のように記述してください。
(例1)WHERE "PUR-DATE">=DATE'2011-09-06' (例2)WHERE "PUR-DATE">=DATE'2011/09/06'
この章で説明しているSELECT文の例は,例1の形式を使用しています。
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INTEGER型などの数データは,アポストロフィ( ’)で囲みません。
(例)WHERE "PUR-NUM"=10