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Hitachi Advanced Data Binder SQLリファレンス


8.12.2 CARDINALITY

対象データに指定した配列データの配列要素数を返します。

〈この項の構成〉

(1) 指定形式

スカラ関数CARDINALITY::=CARDINALITY(対象データ)
 
  対象データ::=値式

(2) 指定形式の説明

対象データ

配列要素数を求める配列データを指定します。

指定規則を次に示します。

  • 対象データは,値式の形式で指定します。値式については,「7.20 値式」を参照してください。

  • 対象データには,配列データを指定してください。配列データについては,「6.2.1 データ型の種類」の「(5) 配列データ」を参照してください。

  • 対象データには,?パラメタを単独で指定できません。

(3) 規則

  1. 実行結果のデータ型はINTEGER型になります。

  2. 実行結果の値は,非ナル値制約なし(ナル値を許す)となります。

  3. 対象データがナル値の場合,実行結果はナル値になります。

(4) 例題

例題

T1の配列型の列(C2列)の各行の配列要素数を求めます。

SELECT "C1",CARDINALITY("C2") FROM "T1"

[図データ]