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Hitachi Advanced Data Binder SQLリファレンス


8.9.3 DAYOFYEAR

指定した日が,その年の第何日目かを返します。

〈この項の構成〉

(1) 指定形式

スカラ関数DAYOFYEAR::={DAYOFYEAR|DOY}(対象データ)
 
  対象データ::=値式

注 DAYOFYEARDOYと省略して指定できます。

(2) 指定形式の説明

対象データ

日を表すデータを指定します。

指定規則を次に示します。

  • 対象データは,値式の形式で指定します。値式については,「7.20 値式」を参照してください。

  • 対象データのデータ型は,DATE型,TIMESTAMP型,CHAR型,またはVARCHAR型のどれかにしてください。ただし,CHAR型またはVARCHAR型の場合は,既定の入力表現の形式に従っている文字列定数だけを指定できます。既定の入力表現については,「6.3.3 既定の文字列表現」を参照してください。

  • 対象データには,?パラメタを単独で指定できません。

スカラ関数DAYOFYEARの実行結果の例を次に示します。

(例)

2013年1月15日が,その年の第何日目かを返します。

DAYOFYEAR(DATE'2013-01-15') → 15

(3) 規則

  1. 実行結果の値は,その年の第何日目かを示す1〜366の整数値になります。

  2. 実行結果のデータ型はINTEGER型になります。

  3. 実行結果の値は,非ナル値制約なし(ナル値を許す)となります。

  4. 対象データがナル値の場合,実行結果はナル値になります。

(4) 例題

例題

T1C2列の対象データが,その年の第何日目かを求めます。

SELECT "C1",DAYOFYEAR("C2") FROM "T1"

[図データ]