8.3.1 EXP
自然対数の底の値の累乗を返します。
- 〈この項の構成〉
(1) 指定形式
スカラ関数EXP：：＝EXP(指数) 指数：：＝値式
(2) 指定形式の説明
- 指数：
-
指数を指定します。
指定規則を次に示します。
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指数は，値式の形式で指定します。値式については，「7.20 値式」を参照してください。
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指数には，数データを指定してください。数データについては，「6.2.1 データ型の種類」の「(1) 数データ」を参照してください。
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指数には，？パラメタを単独で指定できません。
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(3) 規則
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実行結果のデータ型はDOUBLE PRECISION型になります。
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DOUBLE PRECISION型で実行結果を表現できない場合，オーバフローエラーになります。
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実行結果の値は，非ナル値制約なし（ナル値を許す）となります。
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指数がナル値の場合，実行結果はナル値になります。
(4) 例題
- 例題
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自然対数の底を累乗した値を求めます。表T1のC1列〜C3列の値を指数に指定します。
SELECT EXP("C1"),EXP("C2"),EXP("C3") FROM "T1"![[図データ]](GRAPHICS/F0000242.GIF)