7.26.2　連結演算の結果のデータ型

連結演算の結果のデータ型は，第1演算項と第2演算項のデータ型によって決まります。

〈この項の構成〉

(1)　演算項のデータ型が文字データの場合

演算項のデータ型と演算結果のデータ型の関係（演算項のデータ型が文字データの場合）を次の表に示します。

表7‒39　演算項のデータ型と演算結果のデータ型の関係（演算項のデータ型が文字データの場合）
項番	第1演算項のデータ型とデータ長	第2演算項のデータ型とデータ長	演算結果のデータ型とデータ長
1	`CHAR(m)`	`CHAR(n)`	`CHAR(m＋n)`
2	`CHAR(m)`	`VARCHAR(n)` 実データ長：`L2`	`VARCHAR(m＋n)` 実データ長：`m＋L2`
3	`VARCHAR(m)` 実データ長：`L1`	`CHAR(n)`	`VARCHAR(m＋n)` 実データ長：`L1＋n`
4	`VARCHAR(m)` 実データ長：`L1`	`VARCHAR(n)` 実データ長：`L2`	`VARCHAR(m＋n)` 実データ長：`L1＋L2`

（凡例）

m：第1演算項のデータの最大長

n：第2演算項のデータの最大長

L1：第1演算項のデータの実データ長

L2：第2演算項のデータの実データ長

演算項のデータ型と演算結果のデータ型の関係（演算項のデータ型がバイナリデータの場合）を次の表に示します。

表7‒40　演算項のデータ型と演算結果のデータ型の関係（演算項のデータ型がバイナリデータの場合）
項番	第1演算項のデータ型とデータ長	第2演算項のデータ型とデータ長	演算結果のデータ型とデータ長
1	`BINARY(m)`	`BINARY(n)`	`BINARY(m＋n)`
2	`BINARY(m)`	`VARBINARY(n)` 実データ長：`L2`	`VARBINARY(m＋n)` 実データ長：`m＋L2`
3	`VARBINARY(m)` 実データ長：`L1`	`BINARY(n)`	`VARBINARY(m＋n)` 実データ長：`L1＋n`
4	`VARBINARY(m)` 実データ長：`L1`	`VARBINARY(n)` 実データ長：`L2`	`VARBINARY(m＋n)` 実データ長：`L1＋L2`

（凡例）

m：第1演算項のデータの最大長

n：第2演算項のデータの最大長

L1：第1演算項のデータの実データ長

L2：第2演算項のデータの実データ長