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Hitachi Advanced Data Binder SQLリファレンス


7.23 ウィンドウ関数

ウィンドウ関数を使用すると,表式の結果から導出された行に対して集計範囲を設定し,集計範囲の行の集計値を求めることができます。

ウィンドウ関数の一覧を次の表に示します。

表7‒30 ウィンドウ関数の一覧

項番

ウィンドウ関数

説明

1

RANK

順序付けされた行の集合内の行のランクを求めます。ランクの値は連続した整数値にならないことがあります。

2

DENSE_RANK

順序付けされた行の集合内の行のランクを求めます。ランクの値は連続した整数値となります。

3

CUME_DIST

順序付けされた行の集合内での,行の相対位置を求めます。行RCUME_DISTは,ウィンドウ(区画)内で行Rより前方にあるか,または行Rと同じソートキーの値を持つ行の数を,行Rのウィンドウ(区画)内の行数で割った値になります。

4

ROW_NUMBER

行の集合内の各行に一意の番号を割り当てます。

5

集合関数

ウィンドウ枠に対する集合関数の値を求めます。

〈この節の構成〉