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Hitachi Advanced Data Binder SQLリファレンス


3.18 定義系SQL実行時の留意事項

  1. 定義系SQLを実行した場合,定義系SQLが正常終了した時点で自動的にCOMMITが実行されてトランザクションが終了します。

  2. 定義系SQLはロールバックの対象になりません。

  3. 次のすべての条件を満している場合,定義系SQLがエラーになります。

    • 定義系SQLを実行するコネクション内に,次に示す表の検索を行うカーソルがある

      ・定義系SQLで参照,更新するディクショナリ表

      ・定義系SQLで変更,削除する表

    • そのカーソル(上記の下線部分で示すカーソル)がオープン中である

  4. 次のすべての条件を満している場合,定義系SQLがエラーになります。

    • JDBCドライバを使用して定義系SQLを実行している

    • 同一コネクション内に,次に示す表の検索を行うStatementオブジェクトおよびPreparedStatementオブジェクトがある

      ・定義系SQLで参照,更新するディクショナリ表

      ・定義系SQLで変更,削除する表

  5. JDBCドライバを使用して定義系SQLを実行する場合,同一コネクション内にResultSetオブジェクトがあると,定義系SQLがエラーになります。