Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


42.8 注意事項

  1. X'00'X'1F'のコードを指定した場合,空白に変換されます。

  2. SQL文およびadbsqlサブコマンドの終わりには,セミコロン( ; )を記述してください。セミコロン以降は,注釈として扱われます。セミコロンがない場合は,継続行(SQL文またはadbsqlサブコマンドが途中である)として扱われます。例を次に示します。

    (例)

    CREATE TABLE "T1" ("C1" INT,     継続行
    "C2" CHAR(10),                   継続行
    "C3" CHAR(10)) IN DBAREA01;      SQL文の終了

    行を連結する場合は,改行記号を空白に置き換えたあとに連結します。

  3. SQL文中の「/*」から,それ以降に現れる最初の「*/」までの文字は,すべて注釈として扱われます。注釈の詳細については,マニュアルHADB SQLリファレンス分離符号に関する規則を参照してください。

    /*」から「*/」の間にあるセミコロン( ; )も,注釈として扱われます。

    例を次に示します。

    (例)

    /* COMMENT */ SELECT * FROM "T1";
  4. HADBサーバからメモリ不足のエラーが返された場合(KFAA30000番台のエラーメッセージが出力された場合)は,メモリの上限を見直してください。ただし,KFAA96457-Eメッセージが出力された場合は,ほかのプロセスの終了を待ったあとにadbsqlコマンドを再実行してください。

  5. adbsqlコマンドの実行時,次の表に示すファイルにアクセスします。adbsqlコマンドを実行する前に,ファイルに次の表に示すパーミッションを設定してください。

    表42‒11 ファイルに設定するパーミッション

    ファイル

    アクセスするOSユーザ

    必要な権限

    クライアント定義ファイル

    コマンドの実行ユーザ

    読み取り権限

    注※

    「コマンドの実行ユーザ」については,「表1‒1 コマンドの一覧(コマンドの実行条件)」の「コマンドを実行できるOSユーザ」列を参照してください。