39.4　注意事項

監視対象のHADBサーバがDBエリア暗号化機能を使用していない場合，-eオプションを指定するとエラーとなります。
-eオプションを指定したadbmonitorコマンドで，DBエリア暗号化機能を使用しているHADBサーバを監視中に，adbupddmkコマンドで，使用中のHADB暗号鍵を新しいHADB暗号鍵に変更すると，HADBサーバが異常終了した場合のHADBサーバの再開始に失敗します。そのため，adbupddmkコマンドでHADB暗号鍵を変更したときは，監視中のadbmonitorコマンドをいったん終了してください。そのあと，再度adbmonitorコマンドを実行し，新しいHADB暗号鍵のHADB暗号鍵利用パスワードを入力してHADBサーバの監視を再開してください。adbupddmkコマンドについては「48.　adbupddmk（HADB暗号鍵の更新）」を参照してください。