Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


37.3.9 DBエリアを拡張する場合(クラウドストレージ機能の使用時)

adbmodareaコマンドを実行してデータ用DBエリアを拡張します。

[図データ]

[説明]
  • 拡張するDBエリアの定義を次に示します。

    DBエリア名:CURRENTAREA

データ用DBエリアを拡張すると,約1ペタバイトの領域(仮想DBエリアファイル)が1つ追加されます。上記の場合,データ用DBエリア(CURRENTAREA)の容量は,約2ペタバイトになります。

このとき,次に示す手順でadbmodareaコマンドを実行します。

手順
  1. DBエリア追加・変更オプションファイルを作成する

  2. adbmodareaコマンドを実行する

各手順の例を以降で説明します。

〈この項の構成〉

(1) DBエリア追加・変更オプションファイルを作成する

DBエリア追加・変更オプションファイルを作成し,拡張するデータ用DBエリア名(CURRENTAREA)を指定します。

DBエリア追加・変更オプションファイルの指定例
adbexpandarea -n CURRENTAREA

(2) adbmodareaコマンドを実行する

adbmodarea /HADB/server/conf/adbmodarea.opt
[説明]

(1) DBエリア追加・変更オプションファイルを作成する」で作成したDBエリア追加・変更オプションファイル名を指定します。