36.5 注意事項
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adbmkdmkコマンドは,HADBサーバが稼働中の場合にだけ実行できます。
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[Ctrl]+[C]キーなどでadbmkdmkコマンドのコマンドプロセスを強制終了した場合,HADB暗号鍵ファイルが正常に作成されないことがあります。その場合は,手動でHADB暗号鍵ファイルを削除してから,再度adbmkdmkコマンドを実行してください。
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マルチノード機能を使用している場合,adbmkdmkコマンドを実行できるのはプライマリノードだけです。
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adbmkdmkコマンドの実行時,次の表に示すディレクトリにアクセスします。adbmkdmkコマンドを実行する前に,ディレクトリに次の表に示すパーミッションを設定してください。
表36‒2 ディレクトリに設定するパーミッション ディレクトリ
アクセスするOSユーザ※1
必要な権限
HADB暗号鍵の出力先ファイル※2を格納するディレクトリ
HADBサーバプロセスの実行ユーザ
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書き込み権限
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実行権限
- 注※1
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「HADBサーバプロセスの実行ユーザ」は,HADB管理者のOSユーザです。
- 注※2
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adbmkdmkコマンドの実行時,権限に400を設定したHADB暗号鍵ファイルが作成されます。
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