Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


36.5 注意事項

  1. adbmkdmkコマンドは,HADBサーバが稼働中の場合にだけ実行できます。

  2. [Ctrl]+[C]キーなどでadbmkdmkコマンドのコマンドプロセスを強制終了した場合,HADB暗号鍵ファイルが正常に作成されないことがあります。その場合は,手動でHADB暗号鍵ファイルを削除してから,再度adbmkdmkコマンドを実行してください。

  3. マルチノード機能を使用している場合,adbmkdmkコマンドを実行できるのはプライマリノードだけです。

  4. adbmkdmkコマンドの実行時,次の表に示すディレクトリにアクセスします。adbmkdmkコマンドを実行する前に,ディレクトリに次の表に示すパーミッションを設定してください。

    表36‒2 ディレクトリに設定するパーミッション

    ディレクトリ

    アクセスするOSユーザ※1

    必要な権限

    HADB暗号鍵の出力先ファイル※2を格納するディレクトリ

    HADBサーバプロセスの実行ユーザ

    • 書き込み権限

    • 実行権限

    注※1

    「HADBサーバプロセスの実行ユーザ」は,HADB管理者のOSユーザです。

    注※2

    adbmkdmkコマンドの実行時,権限に400を設定したHADB暗号鍵ファイルが作成されます。