Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


28.3.1 プロセス共通メモリとリアルスレッド固有メモリの使用状況を表示する(-aオプション指定なし)

adbls -d memコマンドを実行して,サーバプロセスが確保する共有メモリのうち,プロセス共通メモリ,およびリアルスレッド固有メモリの使用状況を表示します。

adbls -d mem
 
THREAD-NO   LIMIT         USE          FREE         MAX
0           1073741824    105840224    162660848    105840224
1           1073741824    901024       267600048    901056
2           1073741824    900512       267600560    900512
3           1073741824    900512       267600560    900512
4           1073741824    900512       267600560    900512
5           1073741824    900512       267600560    900512
:               :           :              :          :

各出力項目の説明

THREAD-NO

0の行には,プロセス共通メモリに関する情報が表示されます。

1以降の行には,リアルスレッド固有メモリに関する情報が表示されます。

LIMIT

HADBサーバが使用できるメモリ容量の上限値(単位:バイト)が表示されます。

サーバ定義のadb_sys_memory_limitオペランドを指定している場合は,アスタリスク(*)が表示されます。

USE

現在,HADBサーバが使用しているメモリ容量(単位:バイト)が表示されます。

FREE

空いているメモリ容量(単位:バイト)が表示されます。

MAX

過去にHADBサーバが使用したメモリ容量(単位:バイト)の最大値が表示されます。