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Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


13.10.5 特定のインデクスの使用量を調べる(インデクスのサマリ情報の出力)

特定のインデクス(ADBUSER01.INDEX01)のサマリ情報を出力して,次の情報を調べます。

adbdbstatusコマンドの実行例

adbdbstatus -c index              ...1
            -n ADBUSER01.INDEX01  ...2
            -S K                  ...3
            --shared-lock         ...4
[説明]
  1. サマリ情報を取得する範囲として,インデクスを指定します。

  2. サマリ情報を取得するインデクス名(ADBUSER01.INDEX01)を指定します。

  3. 使用量の出力単位として,キロバイトを指定します。

  4. ほかのSQL文やコマンドによってデータベースを更新しているときでも,情報を出力できるように,--shared-lockオプションを指定します。

    なお,--shared-lockオプションを指定すると,システム表(実表)に定義されたインデクスについては,削除仕掛中のチャンクの使用量を出力できません。

adbdbstatusコマンドを実行すると,インデクスADBUSER01.INDEX01のサマリ情報が出力されます。

出力結果を確認する方法を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) インデクスの使用量(単位:キロバイト)を調べるとき

[図データ]

次の手順に従って,インデクスADBUSER01.INDEX01の使用量を調べます。

  1. インデクスのスキーマ名およびインデクス識別子を確認します。

    インデクスのスキーマ名(ADBUSER01)がSchema_name列(出力結果の5列目)に,インデクス識別子(INDEX01)がIndex_identifier列(出力結果の6列目)に出力されていることを確認します。

  2. インデクスの使用量(単位:キロバイト)を調べます。

    KB_Used_pages列(出力結果の18列目)の値を調べます。