Hitachi

Hitachi Advanced Data Binder コマンドリファレンス


6.6 注意事項

  1. adbchgchunkstatusコマンドの実行を中断する場合は,adbcancelコマンドで中断してください。adbcancelコマンド以外を使用するときは,adbstop --forceコマンド,OSのkillコマンドなどでサーバプロセスを強制終了してください。実行中のコマンドをadbcancelコマンドで中断する方法については,「1.8 実行中のコマンドを中断(強制終了)する場合」を参照してください。

  2. チャンクの状態変更処理は,サーバプロセスで実行されます。このため,[Ctrl][C]キーなどでadbchgchunkstatusコマンドのコマンドプロセスを強制終了しても,サーバプロセスで実行中のチャンクの状態変更処理は中断されません(処理が続行されます)。チャンクの状態変更処理が完了すると,メッセージログファイルにKFAA81001-Iメッセージが出力されます

  3. adbchgchunkstatusコマンドの実行時,次の表に示すファイルにアクセスします。adbchgchunkstatusコマンドを実行する前に,ファイルに次の表に示すパーミッションを設定してください。

    表6‒4 ファイルに設定するパーミッション

    ファイル

    アクセスするOSユーザ

    必要な権限

    チャンクの状態の一括変更設定ファイル(2つ以上の表のチャンクの状態を一括して変更する場合)

    HADBサーバプロセスの実行ユーザ

    読み取り権限

    注※

    「HADBサーバプロセスの実行ユーザ」は,HADB管理者のOSユーザです。